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== 少女真希 ==

少女真希 (32) 体育館で

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少女真希 (32) 体育館で

昼休み真希と雄次は体育館にいた。

「…、どうして体育館なの?」
真希は弁当を食べるなら、校庭の芝生やそれにふさわしい場所があると思ったが
「そと、暑いだろ」
雄次に言い返されてなにも言えなかった。確かに体育館はひんやりして涼しい。

ただ体育館には誰もおらず、何となくいやらしい気分になっていた。今朝は何ともなかったのに、ふたりきりを意識して真希の股間は濡れていた。

「…こっち来いよ」
雄次が体育用具室に連れて行く。
「…」
だまって連れて行かれたが、雄次もエッチなこと考えているのかなあ、とあそこはますますぬめり気を帯びてくる。

「…じゃあ」
雄次がニヤニヤしながら
「朝の約束を、果たしてもらおうか」
真希を見つめる。

「なにするの?…」
二人きりの体育用具室でマットに腰を下ろした真希はドキドキして、雄次がなにを言い出すか待っていた。すっかりエッチな気分で股間が熱くてヌルヌルして、雄次に気取られないように太ももをすりあわせていた。

「…」
雄次は弁当を広げると
「…あーん」
口を開けた。

「はあ」
真希が呆れていると
「あーん」
雄次は口を開けたまま弁当に目配せする。

「…わかりました」
真希はハシをとると
「…どうぞ」
卵焼きを雄次の口に持っていった。

「あーん、って言えよ」
雄次が不満そうに真希をにらむ。
「はい、はい…、あーん」
呆れ顔で真希が卵焼きを雄次の口に突っ込んだ。

「…」
雄次はうれしそうにほおばって真希に笑顔を向けていた。
「…」
雄次の子供っぽい面を見てやや幻滅もしたが、その笑顔を見ているウチにだんだん雄次がカワイくなってきて真希も笑顔になっていた。

「今度は真希の番な、あーん」
そう言って雄次はウインナーをつまむと笑った。
「あーん」
真希も雄次につきあってカワイイ口を開けて突きだすと
「…歯を立てるなよ」
雄次がニヤニヤしながら言った。

「なに、それ」
それじゃ食べられないと思ったが、笑う雄次の目にはエッチな光が宿っていた。
「…、うん」
真希は雄次の視線に股間が熱くなってドキドキしていた。

「舌、出して」
雄次もエッチな気分になってきたのか、何だが息が荒い。
「…、うん」
真希はカワイイ口から舌を出してウインナーの先端を舐めた。その横顔が妙にエロチックだった。雄次がウインナーを口に突っ込むと、真希は言われたように歯を立てないようにしてウインナーをくわえていた。

「…」
雄次は真希の口に出し入れされるウインナーが唾液で妖しく光るのをみながら、鼻息を荒くして自分のウインナーを膨張させていた。
「!…」
いきなりそれを引き抜かれて、ドキドキしながら真希は雄次を見つめた。その目は妖艶な色気を漂わせていた。

「…次は、もっと大きいのが、イイだろ」
雄次は興奮して声がうわずっていた。
「朝の約束、覚えてるよな」
低いささやくようなしかし迫力を込めた雄次の声だった。その声に頬を熱くした真希は黙ったまま頭をコクンとしてうなずいた。

(33) おっきいのにつづく
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