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== 女子大生菜々子 ==

女子大生菜々子 (49) 菜々子と二郎

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女子大生菜々子 (49) 菜々子と二郎

「…、おじさん、したいんでしょ」
だって、そんなに、ふくらませて、かわいそうだし、…。
菜々子は笑顔で千葉を見つめていた。昨日と今日で陵辱の限りを尽くされた女体は、自分で意識する以上に淫乱に変えられていた。

…、したい…、?…、!…。
千葉は顔を上げるとその言葉を頭の中でなんどか繰り返しながら、菜々子の笑顔を見つめていた。
「おじさんが…、したいんだったら、いいのよ」
おじさんみたいな、優しい人なら、抱かれても、いいの、…。
笑顔をチョット赤らめた菜々子が、たまらなく愛しく感じて千葉は泣きそうだった。

「それにおじさんが、よそでまた悪さして逮捕されたら、菜々子も悲しいし」
いつもは自分を菜々子と言ったりしないが、つい言っていた。しかしその言葉は女体の芯でかすかな炎をともすメスの本能を隠そうとする理性が言わせたことを、菜々子は意識してなかった。

「…、ななこさん…、うっ、ううっ…」
千葉は美女の名前が分かってそれだけでもうれしかった。その上こんなキタナイ中年のことを心配して、悲しいとまで言ってくれるのに胸がいっぱいになって感涙にむせいだ。

「そう、松岡菜々子、菜っ葉の子よ、…千葉二郎さん」
名前を呼ばれた菜々子は、ちょっとうれしくて優しい笑顔で応えていた。
「そうか、菜っ葉の、菜々子さん」
カワイイ笑顔に見とれた千葉もうれしくて泣き笑いの顔で応えた。

菜々子はちゃぶ台においた千葉の手に、自分の手を重ねると
「シャワー、浴びてきて」
優しい目で千葉を見つめた。
「うん、…」
照れたように顔を伏せた千葉は立ち上がって服を脱ぐと、バスルームに入った。

「…」
千葉は思いがけない幸運に胸を躍らせて、シャワーを受けていた。
「…、ふふん」
ボディソープを見つけるとそれを体中に塗りたくって全身をなぜ回した。鼻歌が出そうなくらいうかれていたが、
玄人じゃない女性とするのは、初めてだ、…。
と思い出した。

うまくできるだろうか、…。
急に不安になったが、のんきな息子は甘美な官能の期待にビンビンになっていた。

息子を念入りに洗うとそれだけでイキそうになってあわてたが、そっと洗って耐えた。シャワーで全身をキレイにすると洗面台に1本の歯ブラシを見つけた。

彼氏いないのか、…。
揃いのコーヒーカップを見たときは、彼氏といつも使っているモノかと思ったが、
だったら歯ブラシも2本あって良さそうだ、…・。
根が素直な千葉はそれだけで菜々子に彼氏がいないと思いこんでいた。なんだかうれしくなって当たり前のようにその歯ブラシで歯を磨いた。菜々子が使ったモノだと思うと股間が熱くなってきた。
「…、ふふん」
すっかり上機嫌でそれが変態的な行為だとはちっとも思わなかった。

千葉はバスタオルを腰に巻いて出てきた。

お腹が出てみっともない姿だったが、今の千葉にはどうでも良かった。
「菜々子さん、歯ブラシ使ったから、捨てておいて」
照れながら言った。
「うん、分かった」
菜々子も笑顔で応えた。

「電気消した方がいい?」
菜々子恥ずかしそうに目を伏せて聞いた。
「えっ、いいよ」
千葉は自分のだらしない体を見られるのを恥と思うより、菜々子のきれいな体が見たかった。

「二郎さん、て、呼んでいい」
はにかみながら菜々子が聞く。
「うん、菜々子さん」
今度は千葉が笑顔を返す。
…、なんてカワイイ人なんだろう、…。
千葉はすっかり上機嫌で、夢心地になってなんだかカラダがフワフワした。

ベッドの腰掛けたベビードールとパンティのみの菜々子の姿に千葉はその美しさにうっとりした。菜々子の向ける笑顔につられて千葉は右隣に座った。

「…」
菜々子ははにかんだ笑顔で千葉の顔をしばらく見つめていたが、目を閉じた。
「…!」
千葉は端正な顔を間近に見て胸がどきどきした。プルンとした唇にしゃぶりつきたい衝動に菜々子を抱き寄せると、唇を重ねた。

「あ、あ」
菜々子は背中を強く抱き寄せられて知らずに声を出していた。乱暴に重ねられた唇に電流がピリッとしたように錯覚していた。
「…、はあ、ああんっ」
舌を入れようとする千葉に、唇をわずかにあけたとたん甘い声が漏れた。
「はう」
舌が侵入してきて菜々子の口の中を忙しく暴れていたが、菜々子の舌に絡めて、ぺちゃ、ぺちゃと音と立てる。

「…」
千葉は頭が真っ白になって、自分が何をしているが全く意識してなかった。ただ手のひらや舌に柔らかい感触を感じていた。
「…はあ、ああ」
菜々子の背中に回した手がベビードールをまくり上げてナマ肌の背中をさすっていた。
「うう」
唇と重ねたまま菜々子をベッドに押し倒すと、ベビードールの前側もまくり上げて、乳房を手のひらで包み込んでいた。

「ああん、あん」
乳房を激しく揉まれた菜々子は子猫のような嬌声をあげて笑っていた。女体をまさぐる手に自然に甘い声が漏れてきた。
「すごい…」
手のひらを押し返す豊かな乳房の感触に、千葉はうなった。

「…なあに…、じろう、さん」
胸を愛撫される快感に意識がぼんやりしてきた菜々子は、色っぽいオーラをまとった笑顔を千葉に向けた。

「…」
千葉は自分の名前を呼ばれたのがうれしかった。菜々子の妖艶な美しさに股間がジンとするのを意識したが、寝ても形の崩れてない豊満な胸に口を当てて乳首を舌で転がした。

(50) 言葉責めに濡れるにつづく
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