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ダスノート(Dasu Note) 目次ダスノート(Dasu Note) (15)次の獲物は学校の人気者
「あと、エッチ砂時計はあ~、横にするとターゲットの女の子の時間をお~、止めることが出来るよ~、イタズラし放題だね~」
消えたと思ったノラえもんが唐突に空中から顔だけ出してまるで生首が浮かんでいるように見えたが、エッチ砂時計のもう一つの機能を説明した。
「うへっ?…、そ、そうなの…、ほんと頼りになるよ…、ノラえもん…」
ひいっ、あ…、ノラえもんか…、ビックリさせんなよ…、
突然出現した生首にビビって空中に浮かんだ猫耳美少女の営業スマイルをドキドキしながら見るヘタレ高校生は
そんな機能まで…、ほんとに何でもアリだな…。
演壇の床に置いたエッチ砂時計を取り上げて感心していた。
「うん~、『とっても大好き、ノラえもん~♪』ってよく言われるよお~」
「好き」とは一言も言ってないが恐れ入る章造にうれしそうなノラえもんは、またあっち関連の権利に触れそうな怖い節回しのセリフを言ってから、空間を切り取ったような円形の窓を縮めて消えてしまった。
やったっ、これから、やりたい放題だっ…。
エッチ砂時計で朝子を体育館裏に連れ込んだ時間に戻していたが、ノラえもんとのやりとりで始業時間が迫っていた。ダスノートとエッチ砂時計を入れたカバンを大事そうに抱えた章造は教室に向かって走っていた。
なにごともほどほどで目立たない章造はクラスメイトから暗いヤツと思われていた。16年間余りの人生でいまだちゃんとした男女交際の経験がなかった。
暗いヤツと思われていたのは日常的な姉のイジワルな言葉を受けて自分に自信がもてずに消極的になっていたからだが、ダスノートという魔法を手に入れた今はそんな呪縛から解放された気になっていた。
女の子はみんなっ、オレの言いなりだっ…。
同じように遅刻しそうで走る女の子の、ミニスカを跳ねるスベスベしたナマ太ももを盗み見ながら、章造はスケベな妄想で笑ってしまいそうなのを懸命にこらえていた。
…、オレの、モエ…。
浮かれ気分でなんとか朝のHRが始まる前に教室に到着した章造は、荒い息に肩を揺らしながら一番隅っこ最後列の席に座ると前に座る朋恵にイヤらしい妄想していた。
姉がクールビューティーなら朋恵は愛嬌のある可愛いタイプの美人で、1年2年とクラス委員をしている。あだ名は「モエ」で入学以来誰からも好かれる人気者だった。朝子と同じ演劇部所属で1年の時の文化祭でヒロインに抜擢されると学校のアイドルになった。
章造は1年2年ともに同じクラスだったがまともに話したことはない。ごくたまに朋恵がクラス委員としてにこやかに話しかけてきても、章造はモジモジするだけで会話にならなかった。
しかし章造はそんな朋恵を夜のオカズにしていた。ほぼ毎晩のオナニー妄想で「オレの嫁」にされた朋恵はありとあらゆる体位で犯され、体中のありとあらゆる穴にザーメンを注ぎ込まれていた。変態倒錯プレイも一通り調教済みで、妄想の朋恵はどこに出しても恥ずかしくない立派な淫乱女に育成されていた。
さっそく、やってやる…。
セーラー服の肩にかかるツヤツヤしたセミロングに薄笑いを浮かべた章造は、さっそくダスノートに朋恵の名前を書き込んだ。
おっ、もう…。
すると朋恵が席を立って教室を出て行った。斜め前に座る朝子がチラチラ見ていたが、デスノートでセックスしても妊娠しないとわかったので、そんな視線はもう怖くなかった。
え…、なんだよ…。
デスノートに「朋恵 パンチラ」と書いたのでてっきり出て行くときにミニスカが跳ねてパンチラすると期待したがそれは実現せず、章造はガッカリした。
…、遅いな…。
HRが始まる時間になっても朋恵は戻ってこなかった。担任のエリが来そうで心配していると
お、きた…。
息を切らした朋恵が戻ってきた。前の席に座った朋恵に安心した章造は、
「えっ?…」
おいおいっ、丸見えだよ…。
しかし背もたれの下にひしゃげたお尻を見てぎょっとなった。スソがパンティに巻き込まれたスカートがまくれ上がっていた。背もたれの下にイスに扁平にひしゃげたお尻が丸見えだった。
HRまでのわずかな時間に急いでトイレに駆け込んだ朋恵は、用を足してパンティを上げたときにスカートを巻き込んでモロパン状態になっていることに全く気付いてなかった。
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