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== ダスノート ==

ダスノート(Dasu Note) (14)至れり尽くせりの未来ツール

今日は2件更新したので未読の方は (13)ボブカットメガネっ娘の決意からご覧ください。

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ダスノート(Dasu Note) 目次

ダスノート(Dasu Note) (14)至れり尽くせりの未来ツール

「呼んだあ?~、章造君~」
1時間目が始まる前で誰もいない体育館の壇上に、毎度のライトブルースク水で官能的なエロロリ女体を締め付けた猫耳美少女が現れた。

「でも、ダメだよ~、『ノラえもん~、助けて~♪』って言わないとお~」
しかし呼び出すときの決まり文句を章造が言わなかったのが不満らしく、きつく締め上げられてあれそうな上乳の肌をプルプル波立て、のんびりした声でヒゲのような三本線を描いた頬を膨らませていた。
「ああ、わかったから、とりあえず、なんだ、そうだっ、ひよりって1年生が…」
発育のいい女体に食い込んだスク水に性懲りもなくムラ気を起こしたエロ高校生は、とりあえずひよりが強姦現場を目撃しても普通の態度だったことを聞こうとした。
「そうだよお~、デスノート実行中はねえ~、関係ない人には章造がエッチしてるのが見えないんだ~」
章造が全部いい終わる前に完璧な営業スマイルで応えたノラえもんは単純明解に謎解きした。

「電車で遥奈ちゃんにエッチなことお~、したときも周りの人があ~、知らん顔だったでしょお~」
満員電車内での姉への痴漢行為をまるで見ていたような口調のノラえもんは
「あれは周りのおじさん達があ~、無視してたんじゃなくてえ~、章造君がエッチなことしてること自体があ~、見えてなかったからだよお~」
公衆の面前でエッチしても周りから章造は見えないので恥ずかしくないと教えてくれた。章造の姿自体が見えないのか、あるいはエッチなことをしているように見えないだけなのかはよく分からなかったが、章造はこの答えに満足した。

「そうなの…、じゃ、じゃあっ…、デスノートでエッチして妊娠したら、結婚しなきゃ、いけないのっ?」
ひよりに驚いた様子がなく普通に振る舞っていた理由がわかったヘタレ高校生は、ゴクンとツバを飲み込むと喫緊の課題を問いかけた。
「ああ~、心配ないよお~、デスノートでエッチしても妊娠しないからあ~、安心してこれからもエッチしまくってねえ~」
まるで朝子とのやりとりをずっと見ていたようにしたり顔でうなずいたノラえもんは、どういう仕組みになっているかは説明せずにデスノートでのセックスは完璧に避妊されていると断言した。
「それにい~、デスノートで愛のないセックスして子供が出来ちゃったらあ~、その子がかわいそうだよね~」
にこやかに説明するノラえもんは他人事のようなサバサバした口調で、性欲に支配されてセックスに突っ走ってしまったエロヘタレをギクリとさせる一言を漏らした。

「そ、そうか…、やっぱ、すごいな、ダスノート…」
最後の一言で人並み程度にはある良心を痛めた章造だったが、とりあえず朝子とムリヤリ結婚させられる心配が無くなってホッとし、魔法のような未来の便利ツールが持つ至れり尽くせりな機能に舌を巻いていた。
「そうだよお~、何かあってもぼくがあ~、助けてあげるからねえ~、章造君は~、安心してエッチしまくってねえ~」
妊娠しない理由について説明しなかったノラえもんは、ライトブルースク水で締め付けられてあふれそうな豊満な乳肌の上で作り物っぽい笑顔を見せてニコニコしていた。

「…、でも…、ノラえもんがヤラしてくれたら…、こんな想い、しなくてもいいんじゃ…」
そうだ、ノラえもんがずっと相手してくれたら、こんな面倒なコトは…、
ノラえもんがイリュージョンのように巨大なダブルベッドを取り出してセックスしたコトを思い出したヘタレは、ロリエロ女体の猫耳美少女に専属ダッチワイフの役目を遠慮がちに要望した。
そもそも、途中で逃げたからだし…。
それにあのとき最後までさせてくれたら朝子を襲うこともなかったと、ヘタレな卑怯者は責任転嫁していた。

「それはダメだよお~、ぼくの役目は章造君が女の子とお~、エッチするのを助けることだからねえ~」
聞きようによっては誰にも迷惑を掛けないし合理的と思えるお願いをノラえもんはあっさり却下した。
「なんでだよ、ノラえもん~」
いいじゃんか、もったいぶるなよ…。
何でも助けてくれると言ったノラえもんにあっさり拒絶されて軽くイラついた章造がスネてつぶやくと
「それは言えないけど~、ぼくなんかとするより、生身の女の子とセックスするほうが、絶対いいよお~、さっきだってすごく気持ちよさそうだったよねえ~」
相変わらずの営業スマイルでニコニコしたノラえもんは、朝子との演壇セックスを見ていたような口調で生身の女の子とのセックスを推奨していた。
「ま、まあな…」
まあ、そうだけど…。
たしかに朝子とのセックスはオナニーでは味わったことのない興奮だった。それにダスノートのおかげでこんないい想いをしているのだと思い直すと、あまりワガママを言うのも悪い気がした。

「じゃあ、なにかあったら、また呼んでえ~、でも呼ぶときは『助けて~、ノラえもん~♪』だからねえ~」
章造が不承不承納得するとノラえもんはニッコリうなずいて現れたときと同じように突然消えた。よほどそれを言って欲しいようで消える前に呼び出すときの奇妙な節回しの決まり文句を念押していた。

ダスノート (15)につづく
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