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独身OL美奈 (46)ゲテモノ中華料理

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独身OL美奈 (46)ゲテモノ中華料理

「おぅまたせぇしましたぁっ、ブタのぉ子宮とぉジャコウジカのぉ睾丸でぇす」
清司郎と二人きりになるチャンスを知らずにつぶしてしまったみゆに美奈は何も話しかけなかった。しばらく三すくみ状態の静けさが薄気味悪い中華風個室を支配していたが、料理を運んできたメータンの甘ったるい声が緊張した空気を和らげてくれた。

「…あとぉ、ウシのぉピーナスですぅ」
鼻にかかったセクシーな声はペニスの発音が妙に英語っぽかった。
「あの、コーガンって、金玉ですよね…」
おいおい、そんなもん、注文したのか…。
精力増進というよりダイレクトに下半身の一部分に効きそうな料理の数々を並べられた清司郎は、シナを作ってチャイナドレスの成熟した女体美を見せつけるメータンに聞き返さずにはいられなかった。
「うふぅんっ、そうよぉ、といいたいぃとこだけとぉ、本当はぁ違うのよぉ」
メータンは大きく開いた胸元に母乳だって出せるパンパンに張った豊乳やクッキリした深い谷間を見せつけるように前かがみになり、
「でもぉ味はぁ折り紙付きだからぁ、あんしんしてぇ」
あきれ顔のヘタレ学生の頬にヌメッとしたセクシーリップが触れそうなほど顔を寄せてウットリ笑うと、よりいっそう甘ったるくした声でささやいた。

「食べよ、まだ来るからねっ」
ゲテモノ中華料理に美奈はうれしそうだった。中華っぽい長いハシで睾丸ではなく陰茎とヘソの間にあるジャコウ嚢の丸いかたまりをつまみ上げると
「はい、あ~んっ」
ニコニコして清司郎にさしだした。
「…、ん、んがっ」
金玉なのか?…、ええい、毒を食らわばだっ…。
苦虫をかみつぶしたような顔で「ジャコウジカの睾丸」をにらみつけていたヘタレ学生は、思い切ってかぶりつくとガッシュガッシュ咀嚼した。
「うわあいっ、いい食べっぷりっ、はあいっ、あ~んっ」
ヤケクソで金玉を嚙みちぎるワイルドなヘタレ学生に上機嫌の美奈は、間をおかずに次を差し出す。
「んがっ、ふがっ」
金玉だと思うといい気持ちはしないし、なんだか妙な歯ごたえだったが味付けはメータンの言ったとおり悪くなかった。まだ口の中に残っていたが差し出されたハシにかぶりつくと口いっぱいに噛みしめた。

「みゆも遠慮しないで、ほら、これなんか、おいしそう」
ゲテモノ料理に手を出しかねて額に縦線の入ったみゆに美奈はウシのペニスを勧めた。
「えっ、みゆは、いいっ…」
みゆは良家の子女としての人生にまったく縁のなかった料理にとまどって怯えていた。ヘビのぶつ切りにも見えるソレに怖じけたみゆが遠慮すると
「おいしいよ…、ね…」
黒はちまきのポニーテールがかすかに揺れて例の垂れ目三白眼がジッと見つめた。
「はっ、はいっ、いただきますっ」
同期であり暴発した時の美奈の怖さを知っているみゆは、キレる前兆である目つきにあわててウシのペニスにハシをのばした。
「うふ~ん、おいしいねっ」
ブルブル震えながらソレを唇に咥えたみゆがまるで罰ゲームを受けている様子なのと対称的に明るい笑みを見せる美奈は、ウシのペニスをうれしそうに噛みしめていた。

「はぁい、甲魚姿煮でぇすぅ、コラーゲンたぁっぷりぃでぇ、お肌ぁ、ツルツルよぉんっ」
空腹の清司郎がヤケクソ気味にゲテモノを平らげているとエッチな声のメータンが腰をくねらせながら入ってきて、メイン料理を円卓の中央に置いた。
げっ…、まんまじゃん…。
甲魚とはスッポンのことで大きな皿には文字通り「まる」のまんまで乗っかっていた。褐色のタレがたっぷりかかってグッタリした頭部が愛液にまみれてすっかりしょげかえった分身そのものに見えて、清司郎はとてもハシを出せそうになかった。

独身OL美奈 (47)につづく
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