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== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 10話 (10)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
10話 山田刑事刺傷事件 (10)

ナカ出しの快感に震える官能的で神々しい裸体を山田に披露していた涼子は、ゆっくりと抱きつくと汗をにじませた女体で山田の体温を感じて幸せな気分に浸っていた。鼻をくっつけた涼子が照れたような笑顔で山田を見つめて左側に重心を移すと、山田は反対側を持ち上げて傷口のある脇腹を上にして横向きになった。涼子の気持ちに応えるように山田もやさしく涼子のカラダを抱いていた。ふたりは足を絡めて元気のなくなった息子を入れたまま、かすかに微笑んで見つめ合っていた。

前の生理から2週間経っていたので、妊娠するかも知れない、と山田の幸せそうな顔をぼんやりと眺めていた涼子は、赤ちゃんが出来たら、それでもいい、と優しい気持ちで背中に回した手で山田に抱きしめていた。そんな涼子の気持ちを知らない山田は、幸せそうなバカ面で心地よい弾力で押し返してくる柔らかい女体を感じながら、涼子の優しい笑顔を見つめていた。幸せな一杯なふたりはそのままの体勢でいつのまにか寝ていた。

窓から差す明るい光に目を覚ました涼子は、ぶるっ、と震えて昨日あのままハダカのままで寝てしまったことに気づいたが、後ろから抱きつく山田の息子でオシリのアナを拡張されていた。山田っ?、おしりの異変にすっかり目の覚めた涼子は、悲鳴に近い呼びかけをしたが、山田はそれに応えずに、熱く湿った息を涼子の髪に吐きかけながら、盛んに腰を振って涼子のおしりを陵辱していた。やめてっ、あまりにご無体な目覚ましに気が動転した涼子は、ベッドから転げ落ちるようにあわてて山田から逃げていた。

ベッドの陰に隠れて顔だけ出した涼子がおそるおそる山田の様子をうかがっていると、横向きに寝た山田がニヤけたバカ面で腰を振っていた。どうやら寝ぼけてカマをほっていたらしいことに思い至るまで、頭脳明晰な涼子にしてもしばらく時間が必要だった。寝ぼけてオシリのアナに挿入する行為は、欲求不満でしばしば奇行に走る山田を見慣れていた涼子でさえ、驚愕させ茫然とさせるのに十分な突拍子もない行動だった。

やっと気持ちを落ち着けることができた涼子は、寝ぼけるにしても度を越していると呆れた。こんな変態男と一緒にいていいのか、と真剣に自問させるほど衝撃の出来事だった。いつまでも腰を振り続ける山田のカラダをゆすって起こそうとしたが、幸せのまっただ中と言わんばかりのバカ面をさらす山田は、淫夢の世界から目覚めようとはしなかった。キャミとパンティを身につけた涼子は、仰向けにしてもまだ腰を振り続ける山田の胸のまたがると、起きろっ、とビンタした。

うっ、…涼子か、気持ちよかったか、やっと目を覚ました山田は、まだニヤケ顔のままで寝ぼけているのかいつもはしない横柄な口の利き方をしていた。夢の中で自分がどういう扱い受けていたか、だいたい見当のついた涼子は、いい加減に目を覚ませっ、ビシッビシッと怒りを込めて厳しく往復ビンタを食らわせた。へっ、急に情けない顔になって、えっ、涼子先輩…、あっ、と涼子に組み敷かれたまま山田は恐縮していた。

交渉人涼子 10話 (11) につづく
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