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淫乱妻静香調教 (10)ど変態の罠

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淫乱妻静香調教 (10)ど変態の罠

恐い…、降りよう…。
柴垣の粘着質な視線に怯えた静香は、予定の駅ではなかったが電車が止まると慌てて立ち上がった。

チャンス…。
柴垣はそれを待っていた。静香の動きに合わせて絡み、ケガをするというのが、この性欲異常者が静香をモノにする作戦の第一歩だった。

本当にベタベタの猿芝居だったが、ムダに知性の高い柴垣はヘタに凝ったことをするより単純な作戦の方が成功する確率が高いと判断した。

「あっ…、あつっ、ううっ」
ドアの前に立つ静香にこっそり忍び寄った柴垣は、静香が降りようと動いた瞬間後ろからぶつかって、ワザとホームに転がり落ちた。

「えっ?」
何?…、え、この人?…。
お尻を触られた気がして思わず押さえていた静香は、目の前で転がって痛がる柴垣に混乱していた。
「あ、あの、大丈夫ですか?」
どうして?…、でも、助けないと…。
何が起こったのか全くわからなかったが、心優しい人妻は心配そうにしゃがみ込んだ。目の前で苦しんでいる人を放置するなんて、静香のお人好しな性格にはできなかった。

「あ、すいません…、手を貸してもらえますか」
見えてるぞ、この変態女…。
しゃがみ込んだオマタの奥をのぞき込んで妖しくテカる媚肉とそのスジを確認した変態は、しかし紳士的な態度で申し訳なさそうに助けを求めた。
「あ、はい、…」
普通の人だったのね…、えっ…。
物腰の柔らかい態度に変な想像をした自分を反省した静香だったが、差しだした手を握られた時、ヘビなどに感じる生理的手嫌悪に襲われた。

女体の奥に潜むメスの本能が「コイツは性欲異常者だ」と言っていた。しかし表層意識はその具体的な意味がわからず、なんとなく嫌な感じという印象を受けただけだった。

「痛い…、スイマセン、肩を貸してくれますか?」
いい感じだ…、エロ女め、すぐにメチャクチャにしてやる…。
なんの警戒心もなく手を差し出すお人好しに従順なマゾ奴隷の素質を確信するど変態は、心の中でほくそ笑みながら、わざとらしく痛がって被害者面していた。

「あ、はい、どうぞ…」
痛そう…、えっ、なにっ?…、ん、ああぁ…。
つらそうな表情に同情する若妻は中年男のよろけるカラダを支えたが、体重をかけて寄りかかる男のカラダの圧迫感に下半身がゾクゾクしてしばし固まっていた。

「捻挫したみたいです、一緒に病院に行ってくれますか」
いいカラダしやがって…、
密着する柔らかい女体に倒錯妄想を膨らませてケダモノじみた性的衝動を熱くする変態は、外面はあくまでも紳士的な態度を装っていた。
くくっ…、コイツは楽しみだ…。
どエロな妄想で頭がいっぱいの変態はつらそうに顔をしかめて同情を誘い、静香の善良な性格につけ込んでいた。

淫乱妻静香調教 (11)につづく
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