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黒髪美少女明日香 目次黒髪美少女明日香 (2)ストーカー開始
部活が終わってカバンを取りに教室へ戻ると倉田が一人で座っていた。授業中と同じように背筋の伸びたキレイなたたずまいで文庫本を読んでいた。
教室に入るのがためらわれてしばらく入り口の陰に立って隠れたが、倉田はすぐに文庫本をカバンにしまうと、オレがいた入り口と反対側から出て行った。
気付かれるんじゃないかとドキドキしながら、揺れる紺ミニスカのお尻を見つめていた。
階段の角で倉田が見えなくなるとオレは急いでカバンを取って後を追った。その時の気持ちは自分でもよくわからない。とにかくオレは倉田をストーカーした。
外に出るとすでに日が落ちて暗くなっていた。オレはそんなことも気付かないで、ドキドキしながら前を歩く倉田の高校生離れした見事なスタイルを見つめていた。
倉田は細い路地に入っていった。街灯もまばらな薄暗い路地はいかにも痴漢が出そうだったが、オレ自身がそんな変質者じみた行為をしている自覚は全くなかった。
入り組んだ路地の先には本屋があった。照明の薄暗いあやしそうな本屋だったが、てっきり優等生の倉田は参考書でも探しに来たのか、というオレの想像は見事に裏切られた。
その本屋に普通の本は外から見えるわずかなスペースにしかなく、商品のほとんどが成人男性向けのエッチ本とAVだった。
倉田はそんな男たちの欲望のつまった本の間を通り抜け、照明が一段と薄暗い奥のアダルトコーナーとわざわざ書かれた、店内から目隠しされた場所に入っていった。
ニーハイのキレイな脚が刻んだ何の躊躇もない歩調が、そこが倉田の目的地だったことを確実に物語っていた。
アダルトコーナーにセーラー美少女という倒錯妄想の興奮で頭に血が上ったオレは、ドキドキしながら素知らぬふりで入り口の横に立つと、荒くなる息をこらえて中の様子をのぞき見た。
倉田は背を向けて何かを読んでいた。優等生の黒髪美少女がエロ本を読んでいると想像するだけでチンコはビンビンだったが、すぐにどこからか現れたリーマン風の男が倉田の後ろに立った。
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