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しゅうとめとむすこ (25)陶酔熟女と勘違いDK

ろま中男3 作品リスト
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しゅうとめとむすこ (25)陶酔熟女と勘違いDK

「は?…」
SMって…、
部屋を掃除してSM雑誌を見つけた美菜が、自分を変態と疑っているなんて思いもしない稔彦は、
なに?…。
唐突な質問にキョトンとして、裸エプロンのようなセクシーな立ち姿をぼんやり見ていた。

「私ね…、知ってるのよ…」
とぼけてるの?…、
素の顔で呆然とするヘタレDKを、
一筋縄では…、
何も知らないような演技をしてしらばっくれている、と勘ぐった先回りしがちなアラフォーは
行かないわね…。
半分以上ムキ出しになった胸をドキドキさせながら、事実を突き付けて正攻法で攻めることした。

「へ…、何を?…」
知ってるって…、
優しい笑みが消えて真剣な目で見つめてくる童顔熟女に、
何?…。
ますます緊張して無表情になるヘタレ稔彦は、美菜の真意を測りかねて何も言えないでいた。

「これ…」
はっきり言うしか、ないわ…、
ただ呆然とするヘタレDKの態度をかたくなな拒否と勘違いしたオトボケ熟女は、
これで、もう言い逃れできないわね…。
フリルTバックのお尻が丸出しになっているのに気付かずベッドの下をのぞき込むと、くだんのSM雑誌を取り出して稔彦に突き付けた。

「えっ?…、な、なんで…」
や、やべえっ…、
SM雑誌はたまたま手に入れただけで、変態趣味でもなんでもないごく普通の健康な男子高校生は、
なんで、知ってんだよ…。
童顔美魔女に恥ずかしい雑誌を突き付けられると、緊張の極致に追い込まれて身じろぎさえできなかった。

「稔彦くんは、まだ若いんだから…、こんな変態みたいなこと、ダメなの…」
私が、この子を…、
稔彦を真人間に戻すという大義名分に後押しされて前のめりにイレ込む美菜は、
正しい道に、戻さないと…。
風俗嬢でもしないような破廉恥な姿でいることなどまったく意識にないように、もっともらしい表情でヘタレ少年を見つめた。

「でもね…、どうしてもシタイなら」
でも、押さえつけるだけだと…。
しかし説教臭い口調になってしまったと自覚して頬を赤らめた童顔熟女は、言い方を和らげて甘えたような声でぎこちない笑顔を作ると、
「私に、して…」
最後には爆発しちゃって…、警察沙汰になって…、遥香たちが…。
またも先回りした勘違いをして最悪の事態で娘夫婦が悲しむ姿を妄想し、自分が犠牲になればといいと短絡してとんでもないコトを口走った。

「は?…」
シテって…、
勘違いで一方的にしゃべったあげく最後には自己犠牲に酔いしれた美菜に、極度の緊張で何も言い返せなかったヘタレだが、
オレにSMしてくれって…、コト?!…。
そのせいで美菜の一言一句を聞き漏らさず、しかもおバカな妄想に発展させていた。

それでか…、要するに、おばあちゃんは…、
最後のセリフを言葉通りに受け取ったエロバカは、帰ってきてからの美菜の破天荒な行動の意味が理解出来たつもりになり、
オレと、やりたいんだな…。
風呂や寝室をのぞいてオカズにしてきた美菜からの、破廉恥なおねだりに心の中でスケベ笑いし、モテ男の気分を満喫していた。

しゅうとめとむすこ (26)につづく
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