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短編 (128)白い憎悪(3)

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短編 白い憎悪 目次

短編 (128)白い憎悪(3)

ああ…、ついた…。
変態大学講師に浣腸された女子高生はポロポロ涙をこぼしていたが、電車が駅に到着してこの辱めからやっと開放されるとちょっとだけ安心して、小さく溜息を漏らした。

「美加さんですよね」
ミニスカの下のパンティを下げられたままの美加が、やっと異常者から解放されたと思って気を抜いて涙を拭いていると、後ろから声をかけられた。
「お父さんの大学の木下です」
ついさっきまで美加のお尻に粗品をすりつけていた六郎は、大学の証明書をわざわざ取りだして善人そうな笑顔を作っていた。

「はあ…」
彼女は父と同じ大学の人間というだけで六郎を信用した。素直に育った美加は、それでなくても異常性欲者のイタズラに動揺してまともな判断力をなくしていた。
「…、父がいつもお世話に…」
まさか六郎が電車内の変態だとは思わず、まだ変態が近くにいると思って警戒していたので、父の知り合いを頼もしいとさえ思って頭を下げた。

「変なこと、されてたでしょ」
セミロングの髪に口を近づけた変態は、ワザと深刻ぶった口調でささやいた。
「え…」
あんな破廉恥な変態行為を、誰かに見られていたと思うと顔から火が出るほど恥ずかしくて、美加は何も言えずに下を向くしかなかった。
「もう大丈夫ですから、いきましょう」
善人ぶった変態は、異常性欲者から受けた衝撃で判断能力が極度に低下した女子高生の背中を押して歩き出した。

「さあ、どうぞ」
駅前のホテルに入った六郎は美加の背中を押して部屋に連れ込んだ。

駅から美加を連れ出した六郎は、変な男に触られたところをキレイにした方がいいと、ホテルに行く理由を説明していた。まともな判断力を無くした美加は、さらに惨めな辱めを受けるとは全く思わず、父の知り合いの親切だと思ってうなずいていた。

「まずコレでも飲んで元気出して」
見慣れない部屋に連れ込まれて不安そうな美加に、六郎は用意しておいた下剤と催淫剤入りの清涼飲料のキャップを外して手渡した。

「はあ…、頂きます…」
見知らぬ男とホテルと二人きりという危険な状況を、父と同じ大学の人間という理由だけで無意識に否定していた美加は、言われるままにソレを飲み干した。

「さあ、お風呂入ってキレイにして…」
白いノドが上下するのをいやらしい目で見ていた六郎は美加にお風呂を勧めると、美少女を倒錯した変態行為で陵辱する妄想で膨らんだ股間を隠して、そそくさと部屋のスミに引っ込んだ。

短編 (129)につづく
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