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女学生璃紗 目次女学生璃紗 (5)新しい朝
「はあ…」
いやらしい顔…、してる…。
メイクした下着姿の璃紗は、鏡の中にいるメスの欲望を滲ませた女に嫌悪を感じた。赤いシャインリップが下品に感じるほどセクシーだった。
大学に入学してから身だしなみ程度にメイクをするようになった璃紗だが、水泳で落ちてしまうのでノーメイクの日のほうが多い。
しかし今日はメイクの手をとめられず、フルメイクしていた。
変わってしまった自分を自覚してない璃紗は、起きてからずっとモヤモヤした気分だった。そんな気分のまま念入りにメイクしてしまった自分に嫌気を感じながら、しかしそれをわざわさ落とそうとは思わなかった。
これに、しよう…。
普段は活動的なパンツ姿が多いが、今日はミニスカを選んでいた。友だちに勧められて買ったが、今日まで履いたことのない、パンティが見えそうなマイクロミニだった。
ミニスカを履き慣れない璃紗は、オーバーパンツを履くという発想などハナから無く生パンのままだった。ローアングルからのぞき込むと、見事な脚線美の根元にアソコに食い込む淫靡なシワが簡単にのぞける。
娼婦、みたい…。
ミニスカと一緒に購入した下着のようなキャミを装着した璃紗は、繁華街の立ちん坊を連想したが、その姿のまま部屋を後にした。
はあ…。
朝のひんやりした空気が肩や太ももの素肌をなでて気持ちよかった。娼婦と感じた衣装を身につけた璃紗は、昨日まで感じたことのない開放感を感じていた。
大学の敷地内にある寮から教室まで、学生以外の男の目に触れる機会はほとんどない。それにまだ早い時間で学生自体も少ない。
おっ…。
2階の教室に続く階段で後ろから声がして振り返ると、男子学生が慌てて目をそらした。
ミニスカを履き慣れない璃紗はお尻を押さえる習慣も無く、男子学生に生パン公開する大サービスをしていた。
「あ…」
昨日までの璃紗だったら、男の無遠慮なスケベ根性に顔をしかめたかも知れないが今日は違った。階段でセクシーにカラダをよじった璃紗は、ニッコリ笑っていた。
無意識に笑ってしまったことに璃紗自身が驚いたが、それは男を引き寄せるメスの本能がさせたことだとは、もちろん理解できてなかった。
璃紗にとって幸運だったのは、彼がごく普通のまじめな学生だったことで、パンチラ写真を撮られるなどの変態行為に巻き込まれることはなかった。
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