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== 腐女子モヨ子 ==

腐女子モヨ子 (28)変態ペアルック?

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腐女子モヨ子 目次

腐女子モヨ子 (28)変態ペアルック?

「それでは、うひっ、お着替え、ぐふふっ、いたしましょう」
一時の逡巡ののち、やけに乗り気になったモヨ子は、気色悪い素早さで奥の部屋に消えた。

「これを、うひひっ、お召し下さい」
すぐに戻ってきたモヨ子は、女子校の制服にしか見えないブレザーとチェックミニスカを持ってきた。
「…、これを、オレが、着るのか?」
コイツ、やっぱり頭がおかしいのか…。
JKコスを勧めるモヨ子に怒るよりもあきれ果て、テツはシレッとした目でうれしそうなオタ笑いを見ていた。

「あふっ、我が校は女子校ゆえ、うひっ、男子禁制にございます」
どSご主人様の不機嫌そうな視線にハッとなったモヨ子は、JKコスの言い訳をした。
「だからって…」
そういうことか…、
女装趣味などもちろんないテツは、女子高生の衣装を身につける心理的抵抗をぬぐいきれなかったが、
男じゃ、入れないかもな…。
たしかにモヨ子の言う通りで、女子校にノコノコ入っていくような男子学生は、警備員につまみ出されるような気がした。

「わかったよ」
しょうがねえな…、
普通ならそこであきらめるところだが、初対面の女とSMプレイに至り、叔父姪の近親相姦をのぞき見するなどの、
大騒ぎするほどのことじゃ、ねえしな…。
常識外れな出来事の連続で感覚が麻痺していたのか、テツは女装をOKしていた。
「乳バンドと下穿きに、うひっ、ございます」
あっさり承諾した事実に拘泥することなく、オタ女はニヤニヤしながらブラとパンティを差し出した。
「…、これもか…」
マジかよ…、ま、これも経験ってやつか…。
コットン下着を受け取ったテツは、小さくため息をついただけでそれも受け入れていた。

「うひいっ、お着替え、ぐひひっ、お手伝いいたしますうっ」
イケ面の女装がツボだったのか、アブナイ目つきでオタ笑いをするモヨ子は、妙な手つきで迫ってきた。
「自分で、できる」
なんだ、寄ってくんなよ…。
ヨダレを垂らしそうな勢いで迫ってくるオタ女に軽くイラついたテツは、ジャージの胸に浮き出たポッチを指先で弾いた。
「うにゃっ、ふわあっ、失礼、あわわ、いたしまひたっ」
ソフトSMプレイに例の鳴き声を上げたモヨ子はそそくさと退散し、昨日のJ○セーラー服を着始めた。

「おい、ブラがブカブカだぞ」
あの大きさだしな…。
引き締まったスリムボディのイケ面はブラとパンティを装着すると、大きすぎるカップに着替え中のオタ女を呼んだ。
「うひいいっ、はっ」
イケ面男子の女性下着姿に萌え萌えのオタ女は、好色そうに目を輝かせたかと思うと、素早く奥の部屋に引っ込んで、
「ぱっ、ぐへえっ、パットを…」
ヨダレをぬぐうそぶりをしながら、けっこうな大きさのシリコンパットを持ってきた。

「おまえ」
コイツ…、
オタ女のスケベ中年のような目に居心地の悪さを感じたテツは
「とりあえず、パンティはけよ」
どうして、こうなんだ…。
スカーフ留めにJGマークが目立つセーラー服の上だけ着て、下半身スッポンポンのマヌケな姿をツッコンでいた。

「へっ、うへへ…、失礼、イタしました…」
どSご主人様のライト言葉責めに、スベスベムチムチ太ももをピッタリ合わせ、広げた手の平をオマタの前でヒラヒラさせたオタ女は、せわしげにオタ部屋に駆け込んでいた。

腐女子モヨ子 (29) につづく
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