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== 未亡人涼香 ==

未亡人涼香 (5)転○生な○密

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未亡人涼香 目次

未亡人涼香 (5)転○生な○密

「オカマのオレなんて、いやだあっ」
健司の顔をした涼香は真剣な表情で二人の入れ替わりを説明したが、あり得ない状況に動揺する健司は、おネエ言葉で迫ってくる自分の顔に悲鳴を上げた。

「落ち着いて、健司さん」
ショートヘアを揺らして天井を仰ぐ自分のカラダを、筋肉質な健司のカラダで押さえつけた涼香だったが
「やめろっ、変態っ」
涼香の顔をした健司は、おぞましいモノを見るかのように端正な顔をゆがませ、自分の顔から逃げようとのけ反る。

「…、落ち着けっ」
もう、しょうがないわ…。
錯乱気味に駄々をこねる健司に、らちがあかないと開き直った涼香は自分の顔を平手打ちした。
「え…」
!!…、痛い…。
頬の痛さに両手を顔に当てた健司は、惚けた表情で自分の顔を見ていた。

「健司さん、よく聞いて、私と健司さんは、お互いのカラダが入れ替わってるの」
茫然とする自分の顔に、健司の顔した涼香が真剣な表情で話しかける。
「私は健司さんのカラダに…」
真剣な顔で迫ってくる自分の顔にまだ違和感を覚えながら、
「じゃあ、オレは、涼香さんのカラダに…」
頬の痛みにやっと落ち着きを取り戻した健司は、ようやく状況を理解出来た。

「『転○生』って、こと?…」
中学生の男女が階段を転げ落ちる例のシーンを思い浮かべた健司が、自分の生まれる前にヒットした、尾道三部作と言われる名作映画を口にすると
「そうね、でも『秘○』って、とこかしら」
涼香は90年代のトップアイドルが日本アカデミーなどの映画賞を総ナメにした、お気に入りの映画だと言い換えた。

「義姉(ねえ)さん、あの映画好きだもんな」
健司は涼香につきあわされて『○密』のDVDを何度も見せられていた。
「でも、あれはお母さんと娘の人格が入れ替わるだろ、やっぱり『○校生』だよ」
パニックから立ち直った健司は、冷静に両作品の違いを指摘していた。

「そうだけど…、じゃあ『パパとムスメの○日間』でいいわ」
お気に入りの映画を否定された様な気がして、ちょっと不機嫌になった涼香は、代わりに数年前のドラマをあげた。
「って、義姉(ねえ)さん、あれは父親と娘だろ」
拗ねたおネエ系の自分の顔にも免疫が出来た健司は、涼香の子供っぽいふくれっ面を面白そうに冷やかしていた。

「もう、じゃあ、『転校○』でいいわよ」
言い負かされてなんとなく不機嫌な涼香がヤケ気味にふてくされると、
「ところで、これ、なんとかして」
視線を落とした先にあるダランとした男性器を指差した。

「…、そんなこと言われても…」
不機嫌そうな自分の顔が見つめるソレを懐かしそうに眺めた健司は、思わずソレに手を伸ばす。
「やんっ、えっち…、じゃないか…」
しなやかな自分の指で気の抜けたソレを触られた涼香は、おネエ系の悲鳴を上げたが、すぐに取り乱した自分を恥じたように顔を伏せた。

「健司さん?…」
すぐに立ち直って顔を上げた涼香は、たるんだソレをイジりながら、なんだか妙に落ち着いた表情を見せる健司に呆れ気味に、
「これ、私のなのよね、どうしてこうなっちゃったのかなあ」
キレイな形を見せる豊かな美乳に手を伸ばし、優しくさすりだした。

「あ…、義姉(ねえ)さん…」
男の指で乳房を愛撫された健司が、急に艶めかしい声を上げる。
「な、なにっ、どうしたの」
胸が一番の性感帯だったことを忘れて、自分のモノだと思っている先端が硬くなった自分の乳房に、当然のように愛撫を続ける涼香は、その声にビックリしたように顔を上げた。

「義姉(ねえ)さん…、ああ…」
女性らしい優しい愛撫を続ける自分の指先に、初めて女の悦びを感じて戸惑う健司は、下着を着けてないハダカの下半身を緊張させ、ムッチリした太ももをかすかに震わせていた。

未亡人涼香 (6)につづく
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