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文庫本の彼女 (32)朝の一発?

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文庫本の彼女 (32)朝の一発?

「…、ひっ」
振り返ったコギャルバイトの化粧の濃い顔が急接近した。水沢にはそれが根も葉もないウワサを流してさっさとやめてしまった腰掛けOLに見えた。
「うわっ、あ…」
触れそうなほど近い顔から思わずのけ反ったヘタレ中年は、その体勢のまま床に後頭部を打ちつけ、マヌケ面をさらして意識を無くした。


「…」
パフ?、パフ?…。
意識を取り戻した水沢は、手の平に温かい柔らかさを感じ、子猫が前足でムニムニするような動作を無意識にしていた。
「ああんっ…、起きたっすか…」
「へ?…」
あれ、なんだ…、
その声に顔を上げると、あどけない少女がはにかみながら、真っ直ぐに見つめていた。カワイイ顔に眉の半分、眉尻が無いのが不自然だった。
「誰?…」
誰だっけ…。
寝ぼけたオッサンはまだ柔らかいふくらみをムニムニしながら、見覚えのない顔に問いかけていた。

「あっ、あっしっす、葉留花っす」
ナマ乳の無造作な愛撫にゾクゾクして頬を染めた少女は、自己紹介していた。
「はるかさん、ですか?…、えっ」
カワイイ娘だ…、
いつの間にか吸い付くような乳房の素肌を手の平で包み込んでいたスケベオヤジは、寝ぼけたマヌケな声を漏らしたが、
この声っ…。
聞き覚えのある声で、この美少女がコギャルバイトだとやっと気付いた。

「あの…、照れるっす」
節くれ立った手でナマ乳を揉みまくられて、女の気持ちを熱くしたコギャルバイトこと葉留花は、ビックリして見つめる水沢から目線を外して恥じらっていた。
「でも…」
ウソだろ…。
あの濃い化粧の下にこんな美形が隠れていたと、納得できないオッサンは相変わらず乳揉みを続けながら、あどけない美少女顔を見つめていた。

「あっ…、さーせん、シャワー借りたっす」
水沢の反応は見た目が変わってしまった自分に対する驚きだと理解した葉留花は、水沢が気を失っている間にシャワーを浴び、特盛りメイクを落としたことを説明した。
「いや…、それは、いいんだけど…」
これが、ああなるのか?…、化粧っていうより、変装だな…。
視覚情報と記憶情報の整合がいまだに取れない水沢だったが
「えっ…」
オッパイ?…、ハダカなのか…。
葉留花の乳房を揉みまくる自分をやっと自覚すると、太ももに触れる柔らかい張りのある感触に、お互いがハダカだとわかって慌てた。

「あ…、いいっすよ、続き…」
戸惑うオッサンの目にスケベな煌めきを見た葉留花は、照れたように笑うと朝立ち状態の息子に、ハダカの下半身をすりつけてきた。
「続き?…、あ…」
続きって?…、
あどけない顔と不似合いなムッチリした太ももが密着してきて、引き気味の水沢だったが、
あ…、お尻スリスリか…、
あの意味のよくわからない破廉恥行為の続きをしろ、と言われているんだとわかったが
おおっ…、たまらん…。
朝立ちで元気いっぱいの息子に、新鮮な女体の股間をすりつけられる気持ち良さに、だらしなく顔を緩めていた。

「あの、いいっすから…」
薄い茂みに飾られた股間に食い込む、熱くて固いソレにますます女の気持ちを昂ぶらせた、スッピン美少女は、
「やっちゃって下さい」
あどけない顔にエッチな雰囲気を漂わせ、若者言葉でオッサンの劣情を誘っていた。

文庫本の彼女 (33)につづく
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