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文庫本の彼女 目次文庫本の彼女 (29)思わぬ訪問者
「はああっ…」
のしかかる水沢の脱力したカラダを抱きしめ、ナカで徐々に縮んでいくチンポをキュッキュと締めつける彼女は、
「…、もう一回、します?」
かすかに汗が浮かんだ端正な顔で妖しく笑わせると、甘えた声で2回戦に誘った。
「あ、ああ…、また、こんど…」
え…、もう…、打ち止めだ…。
吸い付いてくるような柔肌をゆっくりなで回し、頂点の後の余韻を楽しんでいたオッサンは、さすがに2連チャンはムリだと、降参していた。
「そう…、じゃあ…」
まだ満足出来ない真性ニンフォマニアは、オッサンの胸を優しく押し返して、ベッドから降りると、
「これ、お願いします」
背中を向けた美女はキレイなお尻を見せ、尻アナに刺さったままの即席ブタのしっぽを抜くようにおねだりする。
「あ、ああ…」
う…、スケベだ…。
フェロモンを漂わせる扇情的な美女の後ろ姿に、スケベ心をそそられたオッサンだったが、
でも、今日は、もう…。
己の限界を自覚して手を伸ばすと、まず後ろ手の拘束を解いた。それから胸の上下のビニールひもを外し、アナに突き刺さったソレを刺激しないように、ゆっくりと引き抜いた。
「ああん…、また…」
縛めを解かれる間も、内心淫らなプレイを期待していた彼女は、そんなそぶりをおくびも見せないオッサンに、特に落胆した様子を見せるでもなく、
「してくださいね」
ゆったりした空気を漂わせて服を身につけると、落ち着いた知的美女に戻り、癒し系笑顔を見せてから、ドアの向こうに消えていった。
はあ…、
フェミニンな曲線を見せる着衣した後ろ姿が、ドアの向こうに消えていくのを、水沢はベッドでグッタリして眺めていた。
これは、夢か?…。
快感混じりの疲労感にまぶたが重くなってきたオッサンは、朝からの出来事を思い返し、すべてが夢のようだと思っていた。
朝の電車で彼女を見初め、魅惑的な女体に狂って車内本番に至り、警察に突き出される覚悟をしたが、公衆トイレで誘われてまた本番。
帰りに彼女を見つけて、にわかストーカーになって後をつけて、コンビニでバイトとSMプレイに耽る妖しい吊り姿を見て、彼女の正体を知り、本屋でおネエ店長と痴漢プレイするのも目撃した。
その後見当外れな復讐心を燃やして、路上プレイをした上、自分の部屋で緊縛して犯した。
コンコン…。
今日一日の非日常の出来事を反芻してウトウトしだした頃、ドアをノックする音がした。
「はあ…、開いてるよ」
戻ってきたのか…。
彼女がまたおねだりしに戻ってきたのかと思ったオッサンは、全裸でベッドに寝そべったまま応えた。
「あのっ、失礼、するっす」
遠慮がちにドアを開け、入ってきたのはアノラックとチェックミニスカ姿が新鮮な、コンビニのあのコギャルバイトだった。
「えっ」
なんで…。
思いがけない人物の登場に、オッサンはダランとした股間のソレを隠すのも忘れて、マヌケ面で見つめていた。
「…、さーせん」
コンビニでお尻のワレメに膨らんだ股間をスリつけられた痴漢行為に続いて、フルチンを見せつけられたコギャルは、
「服、着て下さい」
眠そうな半眼のまぶたを閉じ、濃いマスカラまつげを伏せて恥ずかしそうにつぶやいた。
「あっ、す、すまん…」
しまった…、
コギャルの指摘にあわてて、床に脱ぎ散らかしたジャージを拾い上げて足に通した水沢は、
でも、なんで…。
男物らしいアノラックの胸に柔らかそうなふくらみを見せ、恥じらう様子にそこはかとなく色気を漂わせるコギャルを、相変わらずのマヌケ面で見つめていた。
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