ろま中男3 作品リストろま中男劇場 目次3ろま中男劇場 8.幽霊アパート (9)万引きGメン仲本
男もいいけど、女の快楽は格別だな…。
幽霊になって苦節?20年、今日やっと童貞を捨てた潤治だったが、同時に女の悦びまで知ってしまった。
しかも雅美というカワイイ上にどエロな秘めたメスの素質を持つ、とびきりのオモチャを手に入れて有頂天だった。
どうしちゃったの、私…、もう、帰りたい…。
大人のオモチャ屋で妖しい関西弁のオッサンに弄ばれた雅美は、自己嫌悪とともに得体の知れない何かに支配される不気味さに恐怖していた。
セクシーメイドコスを着こなした雅美はオタクの聖地で注目の的だった。ほとんどの良心的なオタクは遠巻きに見守る程度で、礼儀知らずに写メを取る輩がいる程度だった。
見られてる?…、恥ずかしい…。
しかしそんな控えめな視線でさえ、オンナとしての悦びに目覚めた雅美のカラダを刺激していた。まだ女体の奥底に潜んだ露出狂の血がメスの昂ぶりを煽って、ノーパンのあそこのスジをイヤらしい汁で浸していた。
ほんっとに、コイツ、スケベだな…。
発情した女体に憑依した潤治はあそこから沁み出る愛液に半ば呆れていたが、またイヤらしいたくらみを廻らせてワクワクしていた。
「はあ…」
ゴハン、作らなきゃ…。
色々ありすぎて披露気味の雅美だったが、なんとかアパートの近くまでたどり着いて晩ご飯の用意をしようとスーパーに入った。
ふーん、アレが、万引きGメンだな…。
外に出るのは久しぶりの潤治だが、テレビで万引きGメンのことは知っていた。スーパーの天井あたりを浮遊していた潤治は万引きGメンらしいオッサンを見つけて、ありがちな悪巧みを思いついた。
え…、どうして?…。
商品棚を眺めていた雅美は、パスタソースを見つけてかごに入れようとしてカバンに入れていた。もちろん憑依した潤治がさせたことだ。
「お客様、ちょっといいですか」
万引きGメンのオッサンが後ろのいるのを見計らって潤治が万引き行為をさせたのだが、こんなにすぐ声をかけられるとは思わなかった。テレビで見たときは万引き客が店を出てから声をかけるのがセオリーで、潤治もそのつもりだった。
「えっ、あ…、はい…」
どうして…、ああっ、わたし、つかまっちゃった…。
万引きGメンの常識など知らない雅美は、犯行現場を押さえられてすっかり怯えきっていた。本物の万引きなら「店を出る前にちゃんと会計するつもりだった」と言い逃れするところだが、万引き経験などない雅美にそんな知恵があろうはずもない。
万引きGメンのオッサンは仲本という名前で、万引き犯を捕まえては性的なイタズラを繰り返していたタチの悪いゴロツキだった。万引きGメン歴の長い仲本は雅美が初心者であることはお見通しで、万引きしたら即捕まえて淫らな欲望の餌食にしてやろうとたくらんでいた。
「入りなさい」
雅美はバックヤードの狭い個室に連れ込まれた。そんなつもりはなくても万引きしたのは事実であり、雅美は素直に謝ろうと思っていた。しかし警察の取調室のような場所で二人きりになって、突然恐怖を感じた。
「これ、万引きだよね…」
仲本はカバンからパスタソースを取りだしてすごんでみせる。
「はい、すいません…」
どうして、こんなことに…。
その気がなかったといっても何の言い訳にもならない。雅美は素直に謝っていた。
「そうですか、でも、これだけかな?…」
カワイイ顔しやがって…、泣いて許してくれって言うまで嬲ってやるからな、覚悟しろよ…。
素直に謝る雅美に安パイだと思い込んだ仲本は、異常性欲を心の奥底に秘めて厳しい表情を作り、怯える雅美に迫ってくる。
「あ、あの…、これだけ、です…」
やだ、こわい…、誰か、助けて…。
生臭い息を吐きかけて迫ってくるオッサン顔に怯えてうつむいた雅美は、そう言うのが精一杯だった。頼りなげに震える若々しい女体は、しかし覚醒しつつあるどMな昂ぶりであそこの亀裂からイヤらしい汁をにじませていた。
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