ろま中男3 作品リスト毛双太郎 目次毛双太郎 5.ヤヨイ(1)メガネ委員長
オレは毛双二郎。太郎の双子の弟だ。オレはアニキと違って女の子のお尻をのぞくような変態じゃない。バカアニキにはずいぶん迷惑している。見覚えのない女の子から、気味悪がられてあからさまに嫌悪を示されるコトがよくあったが、最近やっとバカアニキと間違えられているコトがわかった。
ただ悲しいことにバカアニキと同じDNAを共有しているためか、白昼夢を見るクセがあるようだ。コレばかりは難儀な遺伝子を授けてくれた親を恨んでいる。
最近アニキに彼女が出来たらしい。そのおかげかパンチラノゾキという悪いクセはしばらく治まっているようだ。というわけで今回はオレがムリヤリ引っ張り出されたわけだ。オレはアニキのような変態じゃないので、あまりエッチな期待はしない方がいい。
あれは卒業式の日だった。春先の冷たい風が頬をなでる寒い日だった。今日で最後になる中学の校門から出ようとしたとき、はじめて委員長を見た。委員長になったのはたぶん高校に入ってからのことで、ヤヨイという名前なのだがオレは彼女を委員長としか呼んだことがない。
校舎裏手の植物園の近くで、レレレのオジサンのようにほうきを持って掃除していたメガネッ娘が偶然目に入った。
特に見ようと思って見ていたわけではないが、その時委員長はスカートをまくり上げた。オレの目はパンティが見えそうなナマ太ももに釘付けになった。本人は誰も見てないと思っているのか、委員長はしばらくまくり上げたスカートを見つめて、
突然しゃがみ込んだ。丸出しになったお尻をオレがドキドキしながら見ていると、委員長の顔がこっちを向いた。カワイイ笑顔と目があったオレは、情けないことにその場を逃げ出した。何をしていたか分からないが、彼女の顔とカワイイお尻はオレの記憶に刻まれていた。
彼女との再会は1年後に訪れた。2年生になった始業式の次の日、4月として何十年ぶりという雪が降ってあたりは真っ白になっていた。滑りそうになりながら危ない足取りでなんとか学校の近くまで来ると、
「きゃっ、…、いやあ?ん」
目の前でフラフラ歩いていたミニスカの女の子が突然転んだ。ハデに転んだ彼女は靴まで脱げて、お尻を丸出しにした。オレは卒業式に見たメガネッ娘の、あのお尻だとすぐにわかった。
「…、大丈夫か?」
パンティが食い込んだお尻をしっかり目に焼き付けたオレは彼女の腕をつかんで引っ張りあげた。つかんだ二の腕がビックリするほど柔らかかった。
「あ、毛双クン、おはよう、あっ、そうか、ありがとね…、あははっ、ころんじゃった」
オレの手にすがりついた委員長はカラカラと笑っていた。丸出しのお尻を見られたのに、恥ずかしそうなそぶりをまったく見せない。腕にふくらみかけの胸が押しつけられて柔らかい感触が伝わっていた。オレはニコニコ笑う委員長から目をそらした。
「ゴメンネ、私、子供の頃から雪、苦手なの…、一緒に行っていい?…」
照れて顔を反らすオレにかまわず委員長はオレの腕を離そうとしなかった。昨日始業式のあと、クラス全員が自己紹介したとはいえ、委員長がオレの名前を知っているのが意外だった。委員長はなれなれしいほどなついて、下駄箱まで彼女はオレの腕にしがみついていた。結局彼女は教室までオレについてきた。
言い忘れたが、委員長とは同じクラスで、彼女はクラス委員長だ。同じ高校に入学したのだからどこかで顔を見ていたかもしれないが、彼女の存在を知ったのは同じクラスになった昨日で、口を利いたのは今日が初めてだった。それ以来、何かと彼女と目があって、委員長はニッコリ笑ってオレに笑顔を向けてくる。
オレは委員長から、放課後、誰もいない音楽室に呼び出された。
「…いいよ、触っても…、私、二郎君がスキなの…、中学の卒業式の日に、お尻見られちゃったしね…、優しくしてね…」
いきなり服を脱ぎだしたメガネッ娘は、思ったより大きな胸のブラをさらけ出すと、オレにニッコリ笑いかけてきた。委員長の下着姿にドキドキしたオレは、手が震えるのを意識しながらブラの上から胸に触れた。
「あんっ、…、恥ずかしい…、ねえ、何か、言って…」
可愛い声を上げた彼女にビクついたオレはいったん手を引っ込めたが、オスの本能にはさからえずまた手を伸ばし、柔らかくて温かい胸をグニグニと揉んでだらしなく顔をゆるめていた。甘えた声が耳をくすぐる。
「…、ああ…、気持ちいいよ」
ドキドキして気の利いたセリフが浮かばずに、オレは思っていたことをそのまま口に出してた。
「あはっ、二郎君らしい…、いいよ、もっと、触って」
カワイイ笑顔に色気を漂わせた委員長は、熱く火照ったあそこを見せつけるように机の上に横になって、オレを誘っていた。
「…恥ずかしいけど、もうこんなになっちゃった、こんなエッチな子、二郎君、キライ?…」
ミニスカをまくり上げてお尻を突き出した委員長は、恥ずかしいシミを作ったパンティをオレに見せつけた。
「そんなことないよ…」
オレはミニスカを脱がすとパンティに手を掛けてゆっくりとおろし、スベスベしたお尻を剥いていった。
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