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== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 2話 (11)

裏ろま中男 作品リスト
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交渉人涼子 Negotiator Ryoko
2話 女子高生監禁事件 (11)

やっと息をついた山田は、ありがとうございました、と涼子のザーメンが少し垂れたおしりを眺めながら礼を言った。涼子も頭の中に漂う快感のピンク色のもやを打ち払うと振り向きもせずに無表情で、行くわよ、とゆっくりと階段を上っていった。山田は先を行く涼子を見上げながら、ぷりぷりと揺れるおしりのワレメから時々覗くアナを見つめながら、おしりに抱きついて指をツッコみたい誘惑になんとか我慢していた。

5階に到着すると奥の方から、遅かったな、と声がした。涼子は先ほどのアナルセックスを見られたかもと、山田に仏心を出したことを後悔した。このヘンタイ犯人はそれをネタになにを言ってくるか、と考えるとますます後悔の念が募った。だんだん腹が立ってきて固い表情で振り向くと、何かあったら、おまえがタテになるんだぞ、とキツイ口調でにらみつけた。もとより涼子の番犬気取りの山田は涼子から自分の役目を再確認されて、ハイと自信を込めて応えた。

廊下の奥にドアが開いた部屋があり、そこから犯人の声がきこえてくるようだ。ドアに隠れて、きたぞ、と涼子が声をかけると、入ってこい、と犯人の声がする。顔だけ出して部屋の中をうかがうと、奥に高校の制服を着た少女とその後ろに男が見えた。男は涼子に視線を向けており、二人の目があった。男はもう一度、早く入ってこい、と促した。少女にナイフをかざしているが、他に武器を持っていないのを確かめると、涼子は回りに注意を払いながらゆっくりと入っていった。少女は後ろ手に縛られているようで、制服の前を開けて胸をはだけていた。

女体を誇示するように堂々と立つ、ほぼ全裸の涼子をじろじろと眺めながら、やっぱりいい女だな、と男はにやついた笑みを向けた。山田も警戒しながら部屋に入ってくると涼子からやや後ろに位置する。しかし全く何も身につけていない山田は、いざというときには本当に涼子のタテになるしかなかった。今ならまだ罪は軽い、凶器をこちらに渡して、投降しなさい、と涼子が感情を抑えた声で男に向かって言う。山田は涼子の毅然とした口調や堂々とした立ち姿と、立ち上る色香のアンバランスさに妙に興奮していた。

交渉人涼子 2話 (12) につづく
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