ろま中男3 作品リスト真央 目次真央 (9)嵐の後の静けさ
薄暗い部屋で男のたくましい体で押しつぶされそうに圧迫された真央は、横をむいてぼんやりしていた。
「…はあっ、ふう…」
男は小さく息をついて真央から離れた。さっきからずいぶん縮んだ息子がヌルッとあそこから抜け出した。
「…あっ、…」
息子が抜け出す感じについあえぎ声を漏らした真央だったが、何も言わずにじっとしていた。
大の字でベッドに縛り付けられた女体のむき出しにされた股間は、やや充血して赤みを帯びたピンクの花びらの中心に挿入されていた、肉棒の名残としてわずかに口を開けて白い粘っこい液を垂らしていた。外陰部の下端にたどり着いたネットリした流れは、おしりのワレメに吸いこまれてアナにまとわりつくと、さらに下に向かってシーツに水たまりを作っていた。
男はウェットティッシュで息子をキレイに拭くと、ズボンをはいて真央の顔の横に座った。
真央は黙ったまま目の前に現れた男の股間を眺めていた。その目からは時折涙がこぼれた。
「…ふうっ、…気持ちよかったですか」
男はタバコに火を付けて満足そうに紫煙をはき出すと、真央に問いかける。
「…」
男の声を遠くに聞く真央は、黙ったまま動かなかった。男は黙るとかすかに立ち上る煙の向こうに、真央を眺めていた。
ベッドに横たわる真央は、きれいなお椀型を保った乳房の上にピンクの乳首を勃起させて、静かな呼吸で胸を上下させていた。くびれたお腹もそれにあわせてわずかに上下した。その先にやや盛り上がった丘にわずかな茂みが見えていたが、膝を立てているのでその先は見えない。
「…真央さん、聞いてください」
タバコの火を消してふたたび男が口を開いた。
「…」
名前を呼ばれて真央はピクッとわずかに体を震わせたが、その後はまた眠ったように静かに横たわっていた。
「…私は、ある方にお仕えしています」
「…」
お仕え…?…。
真央はぼんやりと聞いていた。
「…そのお方の希望を、ぜひ真央さんに、聞いてもらいたいのです」
そこで男は真央の顔を見つめた。
「…」
その、お方…?…、希望?…。
真央は男の言葉を頭の中で繰り返しながら、視線を上げて男の顔を見た。薄暗い部屋で影になった男の顔はよく見えないが、少なくとも30才以上に見えた。40才以上かもしれないと思った。
「…こんな格好では、話しにくいですね」
そういうと男は縛られた両手を解放するとベッドに真央を座らせた。肩をつかんで真央を起きあがらせた男は、感触の柔らかさにまだ淫乱に欲情したメスを感じた。
縛られた足はまだ大きく開いたままで、真央は正面を向いてぬいぐるみのクマのようにぼんやり座っていた。丸出しになった股間を隠そうともせずに、たくし上げられたキャミは胸の上のままで、重力で少し下側に中心を移した乳房が美しい形を見せている。
「真央さん」
男に呼ばれた真央は反射的にカラダをねじって横を向いた。
「あんっ」
まだ勃起したままの乳首がプルンとゆれて、かすかにあえぎ声を上げていた。
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