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エロがきコナン (54)真犯人との対面

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エロがきコナン (54)真犯人との対面

「はいはい、先輩、スイマセンでした」
オレの泣きマネにダマされて本気で怒る乱子に、2年生の春菜は呆れ顔で応える。

「じゃあ、せんせい、行こう」
乱子の胸の鼓動に図らずも欲情してしまったオレは絡みつくか細い腕を振り払うと、ハルカの手を引っ張って生徒指導室を出て行こうとする。
「まって、私もイクから」
すげなくされてもめげない乱子があわててセーラー服の上衣に頭を通すと、オレについてくる。

「春菜ネエちゃんは、来ないの?」
乱子に怒られても見た目は平気そうだったが、さすがに滅多に怒らない乱子の逆鱗に触れてショックなのか、行きかねていた春菜にオレは振り返って声をかける。
「しょうがない、行ってあげる」
オレの声にちょっと安心したように表情を緩めた小島春菜もついてきた。

「あ、大山先生…、あの…」
ハルカは職員室に入ると、教頭の席から一番離れた机に足を乗せて座る大山の背中に声をかける。
「あっ…、ああっ、綾瀬先生、なんですか」
ムダに筋肉を装備したマッチョなカラダをひねった大山が、いかつい顔に笑顔をはり付けてハルカのカラダを視姦する。

オレは真犯人とおぼしき40男を観察していた。きつめのトレーニングウェアがムキムキマッチョなカラダを強調していた。タイツのように張り付いたジャージがモッコリした股間の様子を、みっともなくさらす。どうやらこの年で未婚らしいし、カワイイ女の子が揃ったバレー部にビデオを仕掛けて隠し撮りしそうな、見るからにスケベな男だった。生徒の目も気にせずに美人教師に淫らな視線を向ける常軌を逸した行動ひとつとっても、コイツが真犯人だと感じたのが間違ってないと確信させる。

「あのね、バレー部のカギが無くなったから、スペアで新しいカギ、作るんだよね」
大山のスケベな視線から逃げ腰のハルカに代わって説明してやる。
「はあっ、そうですか…、カギの管理はきちんとしてもらわないと困りますね、顧問の責任ですよ」
大山はオレを無視して一回り以上年下の女教師に、丁寧語を使って淫靡な響きの混じった声をかける。変態体育教師の絡みつくような淫らな視線から守るように、両手で胸を隠したハルカがうつむいたまま
「はあ、スイマセン」
頭を下げる。

このドスケベムキムキマッチョめっ、…。
「あ、転んじゃったあっ」
ハルカが大山を嫌っているのは一目瞭然だった。頭を下げるハルカの胸元をノゾキ込もうとする大山に、オレの癇癪は爆発した。オレはつまずいたフリをして前宙し、ジャージのモッコリにフライングヒップアタックを喰らわせた。

「ぐ、うぎゃっ、う…、ぐううっ」
オレのコトなど眼中になくハルカの女体に執着していたスケベ教師は、ふくらんだ股間を痛撃されてガマガエルが引きつぶされたような悲鳴を上げる。筋肉の鎧を全身にまとっていても、あそこだけは鍛えようがないらしい。
「コナン君、大丈夫?」
乱子が大山に馬乗りになったオレに駆け寄り、あわてて抱き起こす。無視された大山は尻もちをついたまま急所の攻撃に悶絶していた。

「うん、だいじょうぶだよ、部室の鍵って、コレじゃない」
オレは乱子のお尻をまさぐってご褒美をくれてやると、壁に掛かったスペアキーを指さした。
「そうだね…、じゃあ、先生、行こうか」
床に座り込んだ大山にスカートをのぞかれないように、春菜はお尻を押さえて壁のスペアキーを取ると、大山を介抱すべきか迷ってオロオロしているハルカを引っ張って行った。

エロがきコナン (55) につづく
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