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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (323)主役の退場

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女子校生由貴 目次

女子校生由貴 (323)主役の退場

「ご主人様っ、やだあっ」
優のスレンダーな裸体を弄ぶタダシを濡れた目でじっとにらんでいた由貴だったが、突然頭の中で何かがはじけた。その瞬間タダシの尻にしがみついて、優のネットリ濡れたスジにすりつけられる息子を握って引っ張り出していた。

「おう?…、ばっ、なっ、なに、してんだ、由貴っ」
ツンデレ娘の調教に熱中していたタダシは、いきなり息子を持っていかれてみっともなく腰を浮かしていた。
「だって、だって、優ちゃん嫌がってるし、やめてあげて」
愛液でヌルヌルになった息子を両手で握った由貴は半ベソをかきながら、はっきりと意志のこもった声を上げると、不自然な姿勢で振り返ったタダシの顔を見つめていた。
「…、わかった、わかったから、とりあえず、離せ、な」
由貴の癇癪が出たと思ったタダシは背筋に冷たいモノを感じて、なだめるような口調で由貴を促した。

「だめっ、優ちゃんから離れてっ、早くしないと、由貴、ご主人様のコレ、食べちゃうからっ」
気後れするタダシと対照的に由貴は強硬な態度を崩さずに息子をしっかり握っていた。脅迫めいたセリフを吐くと、握った両手に開けた口を近づけた。
「何言ってンだ、な、落ち着け、由貴、イイ子だから」
涙で潤んだ目で見つめる由貴の強い視線に射すくめられたタダシは、これ以上癇癪を起こさないように懸命になだめようとしていた。

由貴ちゃんたら、ヤキモチ焼いてても、カワイイ、…。
タダシとの間に乱入してきて突拍子もない事を言いだす由貴を、キスで煽られた気持ちが冷めてしまった優はほほえましく見ていた。
「ふひゅうっ、らへぇ、ふぶっ、ひゃらっ…」
イスに緊縛されてバイブに犯されるエリにそんな余裕はなく、ご主人様の大事な息子の危機に本気で恐怖していた。

「早く、優ちゃんから離れて…、早くしないと、ホントに、食べちゃうよ」
畏れの表情をうかべながらまだ優に抱きついているタダシに、強い意志のこもった視線を向ける由貴はまた脅迫めいたセリフで迫った。
「もう、いいよ、あっちいって…」
本人は全く真剣なのだが真剣になるほど寄り目になってしまう由貴の、かわいいファニーフェイスをほほえましく見ていた優は、小さくため息をついてタダシの胸を押しのけた。
「あ、ああ…」
優にも拒絶されたタダシは省吾並のダメ男ぶりが急に蘇ってきて落ち込んでいた。まだ由貴に握られた息子はすっかりしょぼんでいた。

「ご主人様、由貴と一緒に帰って、ね…」
うなだれるタダシに由貴が下着と学生服をさしだした。
「ああ…」
さっきまで体中を充満していたスケベな情熱が全く消え失せたタダシは、言われるままに服を身につけていた。由貴はまるでお母さんのようにタダシが服を着る手伝いをしていた。タダシの着替えが終わると由貴も急いでセーラー服を身につけた。

「ご主人様、帰ろ…」
省吾の唾液にまみれたパンティをハンカチで包んでカバンに入れた由貴は、ノーパンのまま着替え終わるとタダシの手をギュッと握って無表情に見つめていた。
「ああ…」
完全に由貴のペースにはまったタダシは、何も言い返せずに靴を履くと部屋の外に出て行った。イスに緊縛されたエリに軽く頭を下げて由貴も出て行った。

「あ?あ、いっちゃった…」
由貴の静かな迫力に何も言えずに黙って見ていたエリに優が呆れ気味の声をかけて、舌を挟んだ洗濯バサミを外した。
「あ、青井さん…、ありがと…」
やっとまともに話せるようになったエリは、開脚に緊縛されてヨダレで乳房を濡らした自分の姿に恥じ入ってうつむいていた。しかしあそこに入り込んで鈍い電動音をあげるバイブにまだメスの部分を刺激されていた。

「やだっ、キタネッ」
エリを豊満な乳房と後ろ手に縛めていたビニールひもを解いた優はバスルームを覗くと、浣腸責めでクソまみれになった省吾に悲鳴に近い怨嗟の声をあげた。
「あ、ああっ、はあっ…」
そんな優の声を背中で聞くエリは自由になった手でバイブをゆっくり抜いて、グルグルと粘膜をかき回すソレに切なげな声を漏らしていた。

「…、あらら…」
足のビニールひもを解いてやっとイスから解放されたエリは、いまいましそうに腕を組む優の後ろからノゾキ込んで、バスルームの床でビチグソにまみれた省吾に声を漏らすと、困ったような表情を浮かべていた。
「とりあえず、キレイにするか…」
こんな不潔なモノがそばにあるだけでも許せない優は、床の汚物に触れないようにシャワーを手にとると、省吾に浴びせかけた。

「あっ、熱っ、ひっ、やめて、許してっ、たすけてっ」
浣腸責めにあっさり降参して粗相をした省吾は、しかし苦痛から解放された安心感で糞便にまみれたまま居眠りしていた。そんないっときの安息をシャワーで叩き起こされた省吾は、今度は熱湯責めかと恐怖してバタバタ暴れた。
「やっ、きたねっ、あばれるな、普通のお湯だろっ」
暴れる省吾から汚物混じりのハネがとんで汚そうに顔をしかめた優は、怒気の混じった呆れ声を浴びせた。

「あ…、あ、ほんとだ」
優の声で我に返った省吾は、心地よいお湯に打たれている事に気づいて間の抜けた声を漏らして、おとなしくなった。

女子校生由貴(324) につづく
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