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== 夏日 Ver.A ==

夏日 Ver.A (4)ナマ着替え

ろま中男3 作品リスト
夏日 Ver.A 目次

夏日 Ver.A (4)ナマ着替え

「…見てた?、…うれしい?」
何度も見てた、ってどういうコト、…。
郁子は、恥ずかしさとうれしさの混じった気持ちでドキドキしながら聞き返していた。
「いやっ、ごめんっ、…忘れてくれっ、…オレ、もう帰るわ」
なんだかいたたまれなくて、雅之が帰ろうとすると
「…まって、お母さん、まだ帰ってこないし、コワイからまだいて、…まだ、雨がスゴイ降ってるし…」
言った後で、雨が強いことを先に言うべきだったと、後悔した郁子は、うつむいて頬を染めていた。

「…、おまえ、恐がりだもんな、…、しょうがねえなあ、いてやるよ」
雅之は動揺を隠そうと、わざとおどけて笑ったが、その笑顔はこわばっていた。
「ありがとっ」
ほっとしたように郁子は、カワイイうれしそうな笑顔を見せて、雅之の背中を押していた。たくましい背中を手のひらに感じて、はあっ、と音がしないように小さく息をのんだ。

部屋に入る雅之が体の向きを変えると、郁子は股間がふくらんでいるのが目に入った。
おっきくなってる、…。
さっき見たときより、ふくらみが増しているような気がして、郁子はその場で立ち止まっていた。
「…、どうかした?」
入ってこない郁子に雅之が声をかけると、
「あっ、何でもない、そうだ、雨で濡れたから、着替えなきゃ」
雨に降られて濡れたセーラー服は、ほとんど乾いていて、自分でもなんでそんなコトを言ったのかわからないが、もうワキのファスナーに手を当てていた。

「…見ないでね」
ベッドに座った雅之に背中を向けた郁子は、ドキドキしてエッチな気持ちがだんだん大きくなるのを意識して、カラダがほてってくる気がした。
「…、ああ」
かろうじて返事をした雅之は、郁子がセーラー服の上衣を頭から抜いて髪が乱れるのを見つめていた。ブラの背中を見ながら、口の中が乾いてムリヤリツバを飲み込んだ。頭をかしげて視線を下に向けた郁子はウエストのホックを外した。ミニスカが床に落ちた。

「…、見ちゃダメだよ」
パンティとブラだけで頼りなげに立つ郁子は、後ろで見つめる雅之の視線を何となく意識して、下半身が熱くなるのを感じながら、クローゼットを開けるとキャミ風のワンピースを出した。パンティがのぞけそうなミニ丈のワンピースだったが、
誰も見てないし、恥ずかしくない、…。
雅之のことをわざと無視して、バンザイして頭から通した。
「…パンティ替えるから、絶対見ちゃダメよ」
ほてった顔でドキドキしながら、そう宣言した郁子は、ワンピースのスソに両手を入れて一気にパンティを引き下げようとして、足の付け根あたりで止まった。

濡れてる、…。
恥ずかしい部分のナマ肌がヒヤッとして、パンティのあそこの部分にシミ以上の湿り気を感じて、郁子は恥ずかしくて固まっていた。
「…」
雅之は、太ももの付け根でひものようになった白いパンティを見ながら、その上にお尻のナマ肌がかすかに見えるのを見つめて、はああ、と大きくため息をついた。
「!…」
雅之の吐息を聞いてビクッと震えた郁子は、息が荒くなっている自分に気づいて、慌ててパンティを下までおろすと、ハイレグのパンティを取りだしてはいた。

「…そうだ、なにか飲むもの、持ってくるね」
恥ずかしくて雅之の顔が見られない郁子は、逃げるように部屋から出て行った。一人残された雅之は、痛いほど固くなった分身をもてあましながら、郁子の脱いだパンティから目が離せなかった。
「…」
窮屈な股間に前屈みに立ち上がった雅之は、まだぬくもりの残ったパンティを拾い上げると、ゆっくりと広げた。鼻息が荒くした雅之は血液が体中を駆けめぐる気がして、全身から汗が噴き出た。
「!…」
パンティのあそこの部分にシミを見つけた雅之は、ゴクンッと大きな音を立ててツバを飲み込むと、震える手で顔を近づけていた。

脱いだままだった、…。
何とか気を落ち着けた郁子はグラスにジュースを注ぎながら、パンティをそのままにしてきたことに気づいて、焦ってジュースをこぼしそうになった。
「…」
ジュースをお盆にのせて2階に上がる郁子は、ドキドキして階段を踏み外しそうで、慎重に上がった。

広げたパンティを見つめた雅之は、シミの部分に鼻を近づけて匂いをかいだ。いい匂いに混じってかすかに淫靡な香りを感じて下半身を刺激され、存在を誇示する分身に思わず腰を引いた。
「あっ、…」
郁子の足音がして、雅之は慌ててパンティをポケットにねじ込むと、無関心を装ってベッドに座った。雅之の顔が恥ずかしくて見られない郁子は、ほてった顔を下に向けて入ってきた。

ない?、…。
顔を伏せたまま横目で見た郁子は、床に脱ぎ捨てたはずのパンティが無くなっていることにすぐに気づいた。
あれ?、…。
ジュースをのせたお盆を机に置くと、ベッドに座った雅之の股間がふくらんでいるのを、見てはいけないと思いつつ見てしまう郁子だったが、ポケットから白い生地がはみ出しているのが目に入った。

夏日 Ver.A (5) につづく
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