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== 夏日 Ver.A ==

夏日 Ver.A (6)見せてみろ

ろま中男3 作品リスト
夏日 Ver.A 目次

夏日 Ver.A (6)見せてみろ

ドキドキとうるさいくらいに鼓動が耳の中で響いて、バンソウコウをもった手が震えるのを意識しながら、雅之の額にバンソウコウを貼った。
「…ありがとう」
至近距離にある郁子の顔にドキドキしながら、雅之はぎごちない笑顔を見せると
「ううんっ、こちらこそ、雅之、私をかばってくれたでしょ」
雅之のたくましい腕で抱かれた感触を思いだした郁子は、はにかみながら可愛い笑顔を見せた。
「…、そうか、そうだよな、オレに感謝しろよっ」
郁子の言葉に雅之が自慢げに笑って、郁子も安心したように笑った。

「…痛っ」
緊張が解けたせいか、郁子は体中のあちこちに痛みを感じた。
「大丈夫か?」
上体をかがめて太ももや背中をさする郁子に、心配そうに雅之は声をかけたが、下向きになった胸に乳房があふれそうになって、くっきりした谷間が目に焼き付いた。
「あっ、心配しないで、…あっ、っつう」
笑顔を作った郁子は、体を起こすと背中を押さえた。

「…ちょっと、寝てた方がいいぞ」
雅之は郁子を抱き上げると、救急箱を持って2階の郁子の部屋に向かった。
「やっ、あのっ、大丈夫だから、下ろして」
急に抱き上げられた郁子は、太ももや背中に雅之の筋張った腕を感じてドキドキしながら、うつむいていた。雅之も郁子の柔らかい体の感触に、興奮した吐息が漏れそうで、懸命に息を押さえて音をさせないようにして息苦しかった。

「…どこが痛いんだ、見せてみろ」
ベッドに郁子を寝かせた雅之は、興奮した湿った熱気に包まれて、女の子らしい柔らかい曲線を眺めていた。
「…、足の、太ももの…」
郁子が恥ずかしそうにつぶやくと
「ここか?」
雅之が無造作にナマ太ももに触れて
「あっ」
色っぽい声を出してしまった郁子は、慌てて口を押さえた。

「…、ちょっと、アザに、なってるな」
郁子の声をわざと無視して、ドクンドクンと体中の血液が沸騰するような興奮にまみれながら、つぶやいた雅之の声はかすれていた。
「…うん」
太ももに顔を近づける雅之の息が、太もものナマ肌にかかって、カラダの奥がゾワゾワしてあそこが湿ってくるのを感じながら、郁子は生返事をしていた。
「湿布、貼った方がいいな」
エッチな気分で頭の中がピンク色になった雅之は、太ももの感触を楽しむように触っていた。喉がカラカラに渇いて、かすれた声に思わず唇を舐めていた。
「ああっ、…あ、貼らなくていいっ」
太ももをまさぐられた郁子は、エッチな声を出していたが、足に湿布を貼った恥ずかしい姿を想像して、雅之の申し出を否定した。

「…そうか、でも他にもぶつけてるかもしれないし、もっと見せてみろ」
スケベな気持ちに支配された雅之は、ベッドに上がって足を広げるとその付け根をのぞき込んだ。
「…」
恥ずかしくて内またに太ももを合わせた郁子は、スカートの上から股間を押さえたが、パンティに作ったシミを見られた気がして、ぎゅっと目をつぶっていた。
「…ちゃんと見せろよ」
熱い湿った息で火照った顔を近づけて、太ももをこじ開けた雅之は、その先に現れた白い布地に、ゴクンとツバを飲み込んでいた。
「…はあっ、はあっ、…あっ」
太ももに食い込む指の感触にドキドキして息苦しくて、突然、ぴゅっ、と潮を吹いた郁子は、声を上げていた。

「…郁子、どうした、痛いのか?」
嬌声を上げた郁子に適当に声をかけながら、ハアハアと荒い息を吐く雅之は、太ももをこじ開ける手を進ませて、パンティに到達しようとしていた。あそこの部分がほとんど見えて、シミが出来ているのがわかった。
「…、ああっ、だめっ、いやっ」
柔らかい太ももの肉に指が食い込む熱さに、あそこのスジをあふれた蜜が伝っていく気がして、恥ずかしくて、郁子は声を上げていた。

「…ココが痛いのか?」
ハアハアと湿った息を太もものナマ肌に吹きかけながら、雅之はパンティのシミが出来た部分に指を押しつけた。
「あっ、だめえっ、ああっ、はあっ…」
雅之の指は容赦なくパンティごと、あそこに食い込んでいた。恥ずかしさと乱暴な刺激に漏れる声を郁子は抑えることが出来なかった。あそこを中心に下半身が熱くなって、郁子は切なそうにカラダをよじっていた。

雨は相変わらず強く降り続いて、雅之は心臓の鼓動のように、雨音が響くのを感じていた。

夏日 Ver.A (7) につづく
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夏日 Ver.A (5)ケガの功名

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夏日 Ver.A (5)ケガの功名

「それ…?」
郁子は思わず口走って指さしていた。言ってすぐに言うんじゃなかったと、後ろめたさを感じて慌てて手を引っ込めたが、ポケットを押さえた雅之のビックリしたような目が、郁子を見つめていた。
「…違う、…いいのっ、なんでもないっ」
雅之が見つめる目に郁子はうつむいて、また言わなくていいことを口走っていた。

「…」
エッチな気持ちが破裂しそうなほどふくれあがって、息子が痛いほど固くなっていた雅之は、ワンピースのスソをぎゅっと握ってうつむく郁子を、茫然と見つめていたが、郁子の言葉に変質者扱いされてバカにされた気がして
「帰るっ」
カッとなって立ち上がると部屋を出た。ふくらんだ股間が突っ張って歩きにくそうな雅之に
「待って」
郁子は焦って振り返ると、雅之の背中を追った。
「…、ゴメン、謝るから…、ねっ」
とりあえず謝ると、階段の手前で雅之のシャツの背中をつかんだ。
「なんで、郁子が謝るんだよ」
謝る郁子によけいに惨めな気がして、雅之が怒鳴り声を上げて振り返ると、シャツをつかんだ手に引っ張られて郁子が雅之の胸に抱きついていた。

どん、ごんっ、ごんっ、どかっ、…
振り返ってバランスを崩した体勢で、雅之は郁子の体重が支えきれずに、階段を踏み外して郁子を抱いたまま転げ落ちた。

「…、いったあ~い」
階下まで落ちた郁子は、あちこちぶつけて体中が痛かった。目を開けると目の前に雅之の顔があって、馬乗りになっている自分に気づいてあわてて離れたが、雅之はグッタリして動かなった。
「…、雅之っ、ねえっ、大丈夫っ?」
郁子は肩を揺すって必死に声をかけたが、返事はなかった。郁子をかばって抱きしめていた雅之は頭を打って意識を無くしていた。
「やだっ、死んじゃ、やだあっ」
すっかり気が動転した郁子は、雅之に抱きついて泣きじゃくった。ボロ泣きした郁子は溢れる涙で雅之の頬を濡らしていた。

このままじゃ、ホントに死んじゃう、…。
泣き顔を上げて真剣な表情を見せた郁子は人工呼吸を始めた。
「…あごを上げて、気道確保っ」
保健体育の授業で習ったとおりしているつもりの郁子は、まじめな顔で雅之の口に口を付けて息を吹き込んだ。
「…、はあっ」
実は郁子が泣きじゃくる声に意識の戻った雅之だったが、声をかけるタイミングを計っている内に、郁子が人工呼吸を始めて、ビックリして目を見開いた。

「…、ああっ、良かったあっ」
目を見開いた雅之が蘇生したと勘違いした郁子は、涙に濡れた顔をうれしそうに輝かせた。雅之もつられて笑った。
「ありがとな、郁子は命の恩人だ」
カワイイ郁子の顔を見ながら、柔らかい唇の感触を思いだして、雅之はニヤニヤしていた。
「…あっ、でもケガしてるっ、病院行った方が良くない?」
額の擦り傷を見つけた郁子は、急に心配そうな顔になって、雅之のニヤケ顔をのぞき込んだ。

「…こんなの、ツバでもつけときゃ、治るよ」
オレは昭和の子供か、と心の中でひとりツッコミしながら、雅之はツバをつけた指で額をなでていた。
「…、ダメだよ、バイ菌、入っちゃう」
雅之が照れたように笑うのに、郁子は真剣な顔でみつめた。
「だったら、郁子が舐めてくれよ」
冗談で笑った雅之に、
「…、うん」
まじめな顔で郁子が、カワイイ舌を出した。

「…、わっ、ばかっ、冗談だよっ」
迫ってくる郁子に一瞬見とれた雅之は、とめようして急に手を出した。胸に当たった手は柔らかい乳房に食い込んでいた。
「きゃっ、…」
モロに乳房を揉まれた郁子は、慌てて離れると両手で胸を隠した。顔を真っ赤にしてうつむいた郁子は
「…、じゃあ、バンソウコウ貼ってあげる」
いそいそと立ち上がって救急箱を取りに行った。

「…、座って」
恥ずかしくて雅之の顔が見られない郁子はうつむいて、視界のハシに雅之のふくらんだ股間があるのを意識的に無視しようとしたが、ドキドキしてよけいに顔が上げられなかった。
「…」
雅之は股間に視線を感じたが、隠すのもおかしな気がして身動きできずにいた。
「…、動かないでね」
顔を上げた郁子は、ひたいにバンソウコウを貼ろうと、火照った顔を近づけた。郁子は胸の鼓動に息苦しさを感じながら、遠くに雨の音を聞いていた。

夏日 Ver.A (6) につづく
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夏日 Ver.A (4)ナマ着替え

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夏日 Ver.A (4)ナマ着替え

「…見てた?、…うれしい?」
何度も見てた、ってどういうコト、…。
郁子は、恥ずかしさとうれしさの混じった気持ちでドキドキしながら聞き返していた。
「いやっ、ごめんっ、…忘れてくれっ、…オレ、もう帰るわ」
なんだかいたたまれなくて、雅之が帰ろうとすると
「…まって、お母さん、まだ帰ってこないし、コワイからまだいて、…まだ、雨がスゴイ降ってるし…」
言った後で、雨が強いことを先に言うべきだったと、後悔した郁子は、うつむいて頬を染めていた。

「…、おまえ、恐がりだもんな、…、しょうがねえなあ、いてやるよ」
雅之は動揺を隠そうと、わざとおどけて笑ったが、その笑顔はこわばっていた。
「ありがとっ」
ほっとしたように郁子は、カワイイうれしそうな笑顔を見せて、雅之の背中を押していた。たくましい背中を手のひらに感じて、はあっ、と音がしないように小さく息をのんだ。

部屋に入る雅之が体の向きを変えると、郁子は股間がふくらんでいるのが目に入った。
おっきくなってる、…。
さっき見たときより、ふくらみが増しているような気がして、郁子はその場で立ち止まっていた。
「…、どうかした?」
入ってこない郁子に雅之が声をかけると、
「あっ、何でもない、そうだ、雨で濡れたから、着替えなきゃ」
雨に降られて濡れたセーラー服は、ほとんど乾いていて、自分でもなんでそんなコトを言ったのかわからないが、もうワキのファスナーに手を当てていた。

「…見ないでね」
ベッドに座った雅之に背中を向けた郁子は、ドキドキしてエッチな気持ちがだんだん大きくなるのを意識して、カラダがほてってくる気がした。
「…、ああ」
かろうじて返事をした雅之は、郁子がセーラー服の上衣を頭から抜いて髪が乱れるのを見つめていた。ブラの背中を見ながら、口の中が乾いてムリヤリツバを飲み込んだ。頭をかしげて視線を下に向けた郁子はウエストのホックを外した。ミニスカが床に落ちた。

「…、見ちゃダメだよ」
パンティとブラだけで頼りなげに立つ郁子は、後ろで見つめる雅之の視線を何となく意識して、下半身が熱くなるのを感じながら、クローゼットを開けるとキャミ風のワンピースを出した。パンティがのぞけそうなミニ丈のワンピースだったが、
誰も見てないし、恥ずかしくない、…。
雅之のことをわざと無視して、バンザイして頭から通した。
「…パンティ替えるから、絶対見ちゃダメよ」
ほてった顔でドキドキしながら、そう宣言した郁子は、ワンピースのスソに両手を入れて一気にパンティを引き下げようとして、足の付け根あたりで止まった。

濡れてる、…。
恥ずかしい部分のナマ肌がヒヤッとして、パンティのあそこの部分にシミ以上の湿り気を感じて、郁子は恥ずかしくて固まっていた。
「…」
雅之は、太ももの付け根でひものようになった白いパンティを見ながら、その上にお尻のナマ肌がかすかに見えるのを見つめて、はああ、と大きくため息をついた。
「!…」
雅之の吐息を聞いてビクッと震えた郁子は、息が荒くなっている自分に気づいて、慌ててパンティを下までおろすと、ハイレグのパンティを取りだしてはいた。

「…そうだ、なにか飲むもの、持ってくるね」
恥ずかしくて雅之の顔が見られない郁子は、逃げるように部屋から出て行った。一人残された雅之は、痛いほど固くなった分身をもてあましながら、郁子の脱いだパンティから目が離せなかった。
「…」
窮屈な股間に前屈みに立ち上がった雅之は、まだぬくもりの残ったパンティを拾い上げると、ゆっくりと広げた。鼻息が荒くした雅之は血液が体中を駆けめぐる気がして、全身から汗が噴き出た。
「!…」
パンティのあそこの部分にシミを見つけた雅之は、ゴクンッと大きな音を立ててツバを飲み込むと、震える手で顔を近づけていた。

脱いだままだった、…。
何とか気を落ち着けた郁子はグラスにジュースを注ぎながら、パンティをそのままにしてきたことに気づいて、焦ってジュースをこぼしそうになった。
「…」
ジュースをお盆にのせて2階に上がる郁子は、ドキドキして階段を踏み外しそうで、慎重に上がった。

広げたパンティを見つめた雅之は、シミの部分に鼻を近づけて匂いをかいだ。いい匂いに混じってかすかに淫靡な香りを感じて下半身を刺激され、存在を誇示する分身に思わず腰を引いた。
「あっ、…」
郁子の足音がして、雅之は慌ててパンティをポケットにねじ込むと、無関心を装ってベッドに座った。雅之の顔が恥ずかしくて見られない郁子は、ほてった顔を下に向けて入ってきた。

ない?、…。
顔を伏せたまま横目で見た郁子は、床に脱ぎ捨てたはずのパンティが無くなっていることにすぐに気づいた。
あれ?、…。
ジュースをのせたお盆を机に置くと、ベッドに座った雅之の股間がふくらんでいるのを、見てはいけないと思いつつ見てしまう郁子だったが、ポケットから白い生地がはみ出しているのが目に入った。

夏日 Ver.A (5) につづく
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