ろま中男3 作品リストTHE 歓喜天ホテル 目次THE 歓喜天ホテル (100)『…婦女暴行事件』
「…まあ、落ち着け、…それは結構アブナイぞっ」
ポケットに隠せるコンシールガンの典型である小型銃デリンジャーと違って、S&WのM29、特にタナカのエアガンは、夏場ならアルミ缶に裂け目を作る程度の威力がある。当たったらかなり痛いはずで、フカキョンが目玉のおまわりさんなみに発砲するのをオレは恐れていた。
「…脱ぎなさい」
カワイイ顔に淫靡な笑いを浮かべたフカキョンは、例のキンキンした声でオレに裸になるように命令した。
「なんで、脱ぐんだよっ、…、必然性のないヌードはお断りしてます」
ミニスカポリスの突飛な提案を、オレは余裕を見せて却下した。
「わかってないのね、あなたに選択肢は無いのよ、コレがどこを狙ってるかわかるでしょ」
生意気に笑うフカキョンが構えた銃の定まらない銃口が、オレの股間を狙っていることはわかったが、フカキョンの腕前で命中するとはとても思えなかった。
「…いいぞ、撃ってみろ」
オレは不敵に笑うフカキョンを挑発していた。
「ホントに撃っちゃうわよ、いいのねっ」
目論見がはずれたフカキョンはオレの平然とした態度に気圧されたように、笑いが消えて頼りなげに銃を構えていた。
「…、悪い子には、お仕置きしないとな」
フカキョンのスキをついたオレがM29を取り上げると、叱られた子供のようになって尻込みしたフカキョンが、上目遣いで不安そうにオレを見ていた。
「いやあっ、痛いのは、いやあっ」
机にフカキョンの上半身を押しつけて豊満な乳房を扁平に押しつぶすと、キンキンした悲鳴が取調室に響いた。ミニスカを捲り上げるとノーパンのお尻が丸出しになった。
「…調書見せないと、お尻ペンペン、するぞっ」
幼児のような口調で嫌がるフカキョンに合わせて、オレも子供を叱るような口ぶりになっていた。
「見せるからあっ、痛くしないでえっ」
キンキンした悲鳴を上げたフカキョンは、自分からお尻を広げて湿った花びらを開帳した。
「…、それじゃ、ねーだろっ」
破廉恥なボケにオレは思わずツッコミを入れて、スパンキングしたお尻に紅葉模様を作った。
「いっ、たあい、…キョウコのあそこ、見たくないのね」
顔をしかめてオレを恨めしそうに見たフカキョンは、大事そうに赤くなったお尻をさすっていた。
「見せてあげるから、ついてきて…」
取調室を出たフカキョンは、キングGの入った棚から、『変態ジョージ婦女暴行事件』と書かれたファイルを取りだした。
「…、その、タイトルは、何、なんだっ」
歯ぎしりしながらオレが聞くと
「ああっ…、『変態』より、『口のうまいコマシ男』の方が良かった?」
悪びれた風もなく、カワイイ笑顔でフカキョンが応えた。憤然としてひったくるようにファイルを受け取ったオレが帰ろうとすると、フカキョンもついてきた。
「…?、もう用はないぞ」
フカキョンの顔さえ見ないで、突き放すようなセリフに
「キョウコを、こんなにしておいて…、逃がすわけ無いでしょ」
妖しく笑ったフカキョンは俺の手を取るとミニスカの股間に入れた。茂みの奥がしっとり濡れているのがわかった。
「…責任、取って、ねっ」
エレベータでふたりきりになると、ミニスカポリスは俺の手に湿った股間をすりつけていた。
まあ、カワイイからいいか、…。
カワイイ顔に妖艶な笑みを浮かべるフカキョンにムラムラしたモノを感じて、オレの指先は湿った花びらをまさぐっていた。
部屋に戻ると天井から吊されたままのアヤが、電動バイブの刺激にもだえていた。
「…やあっ、ああっ、ジョージさんっ、ああっ、はあっ、助けてえっ」
オレを認めたアヤは股間からわき上がる快感で顔を上気させて、涙を溜めた目で苦しそうにオレを見ていた。真紀はベッドで背中を丸めて縮こまっていたが、あそこには二穴用のバイブを入れたままだった。床の水たまりは真紀か、あるいは黒子が片づけたのか、キレイになっていた。
「…これって、犯罪の臭いがする」
ふたりの憔悴した女性を見たフカキョンは、警官らしいセリフを口にしていたが、
「フカキョンの仲間なんだから、仲良くしろよ」
俺の声に顔を上げた真紀は薄幸そうな顔をしていた。
「…真紀さん、お漏らししたぐらいで、そんなに落ち込まなくても…」
「やーっ、言わないでえっ、いやーっ、へんたいーっ」
大声を上げて俺の声をかき消そうとする真紀は必死に見えた。
「フカキョンも、漏らしましたから…」
「…なんで言うのよっ、ジョージクン、キライッ」
オレの口の軽さに癇癪を起こしたフカキョンは、思いっきり股間を蹴り上げた。
「…、なんてこと…、するんだ…」
股間を押さえてイヤな汗を垂らしたオレが、フカキョンに怨念をこめて見上げると
「…、乙女心がわからないような男は、男、やめたら、いいのよっ」
せいせいしたと言う風に小さくため息をついたフカキョンが、オレを見下ろしていた。堂々と開いた足の間には、露に濡れた花びらがスジから顔をのぞかせていた。
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