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水泳部マネージャー (22)マネージャー就任

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水泳部マネージャー (22)マネージャー就任

「理香が脅かすからでしょ、大丈夫、怖くないのよ、実はね、いままでも同じことをお願いしてたの」
メガネのせいか感情がわかりにくい理香の理知的な顔をにらみつけた頼子が、躊躇する幸太の手をギュッと握って見つめた。

「ウチは女子校だったから、外の男の人に頼んでたのね、秘密厳守を約束してもらって」
蛍からすでに聞いていたが幸太以前に秘密厳守を前提に同じお願いをしていたことを暴露したキャプテンは、
「でも男の人って武勇伝っていうの?、そういうことを言いたがるのよね、秀香蘭のエッチなウワサって実は根も葉もないってわけじゃないのよ」
性欲処理を担当した男達がバラした水泳部の秘密が秀香蘭にまつわるいかがわしいウワサの元になっていることを教えてくれた。
「あ、もちろん秘密をバラした人たちを殺したりしてないわよ」
オメルタの血の掟が頭から離れない幸太が秘密をバラした男達の末路を想像して顔色が変わったのを敏感に察知した頼子はすぐにフォローした。

「でも、今年から共学になったから、校内の人に頼もうってコトになったの、それなら秘密を守りやすいでしょ」
外部の人間より同じ学校の人間が信用できると取れる口ぶりだったが、秘密を守るために四六時中監視されるとも受け取れてヘタレ幸太は及び腰になっていた。

「そう、だから君にマネージャーを引き受けてもらう前提は、絶対秘密厳守よ」
バカキャプテンのまともなアシストに満足そうにうなずいた敏腕副キャプテンは、「絶対秘密厳守」のところで語気を強めて幸太を見つめた。
「…、バラしたら…、チョッキン、ですか?…」
強い視線で真っ正面から見つめる理知的な顔を上目遣いに見上げたヘタレは、やはりチョン切られるのはご遠慮したかった。外部の人間だと秘密を漏らしたかどうかの証拠をつかむのが難しいが、内部の人間なら断定も容易でそうなったらオメルタが実行される気がした。

「言わなきゃいいだけだしね、それでカワイイ女の子と毎日エッチし放題よ」
ここにおよんで尻込みする意気地無しに心の中であきれても人並みはずれた絶倫は捨てがたく、頼子はジャージを羽織った競泳水着のセクシーバディを押しつけてニコニコ笑ってなんとか説得しようとした。

「エッチし放題…」
なついてくる女体のリアルな感触が下半身を熱くする。AVアイドル顔負けのセクシーナイスバディの気持ちいい圧迫感や鼻孔をくすぐる芳香は入学前に女だらけの秀香蘭に妄想していた夢のような生活が現実化することだと思わせた。
「…、わかりました」
大事な一人息子をチョン切られるかもしれないという怯えた気持ちはまだ残っていたが、頼子の官能的な女体が年末ジャンボの当たりくじに見えてきたエロヘタレは、落ちこぼれの人生にはもうこんなチャンスは巡ってこないかもしれないと自分を納得させてとうとう踏ん切りを付けた。

「やったあっ、じゃあ、もう一回する?」
やっとうなずいたヘタレにうれしそうに和風美人顔を輝かせた頼子は、ギュッと抱きついて官能的な女体の柔らかさでエロヘタレのカラダを圧迫してきた。
「まって、まだ説明終わってないから」
ジャージの前をはだけて競泳水着でひしゃげた豊満な胸を押しつけるバカキャプテンをにらみつけた理香は、
「表向きはマネージャーだから部の雑用をしてもらう、で、大事な裏の仕事は私たちの決めたローテーションで毎日ひとり、女の子の相手をしてもらうことよ」
「でも私たちは君を性奴隷として飼うなんてひどいことしない、ノルマを果たしてくれれば君は好きな女の子を指名してエッチしていいわ、あとは水泳部で経験したことは絶対に口外しない、決まりは以上よ」
有能な秘書のような口調でマネージャーとしての仕事を簡潔に説明した。

「好きな、って…、相手の気持ちは?…」
エッチし放題はうれしいが秀香蘭での3ヶ月で女の子から相手にされずに完全無視されるという、ごちそうを目の前にして手を出せない飢餓生活を送ってきた幸太は、そんな自分とのエッチをいやがる子がほとんどに思えた。

「それは心配いらない、2年生以上はマネージャーシステムを実際に体験して納得済みだし、1年生に文句は言わせないわ」
幸太の疑問ももっともだという風のメガネっ娘は、正副キャプテンが部員を完全に掌握している自負を滲ませて自信満々に応えた。
「そうよ、1回やっちゃえば1年だって幸太君のコレにメロメロよ」
カチカチに反り上がって先端をネチョネチョに濡らしたソレをうれしそうになで回す頼子は浮かれた口調で見上げ、ここに及んでためらうヘタレを陽気にはやし立てて背中を押した。

「わかりました、マネージャー、やらせてください」
秘密さえ守れば毎日やり放題だと自分に言い聞かせたエロヘタレは、これからの酒池肉林なエロエロ生活に緩みそうな顔を引き締めると、理知的なメガネっ娘の端正な顔にほのかな色香が漂うのを本能的に感じて下半身をゾクゾクさせながらうなずいた。

水泳部マネージャー (23)につづく
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