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陰気美少女乃舞子 (28)夢のあと2

ろま中男3 作品リスト
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陰気美少女乃舞子 (28)夢のあと2

「はへ?…」
は?…、あ?…、あれ?…。
目を覚ました士宇児は、教室のいちばん後ろの自分の席に座っていた。

え?…、
寝ぼけ眼をこすりながら顔を上げた士宇児の目の前には、満員電車で密着していたセーラー服の背中があった。
あっ…、
教員用女子トイレでフルチンだった股間を思い出してあわてて股間を押さえたが、社会の窓はしっかり閉じられて、おねんね状態の息子はちゃんと納まっていた。

そうか…、
目が覚めてきて駅を夢遊病者のように出た後の記憶が徐々に蘇ってきた。
夢…、か…、
下駄箱で乃舞子に追いついた士宇児は紺ミニスカのお尻を見ながら、教室までエロ妄想していたことを思いだした。
はあ…、あ…、や、やっちまった…。
机までたどり着いた士宇児は妄想しつつ居眠りして妄想の続きになる淫夢を見ていた。寝ぼけた頭で股間がヌルヌルする気持ち悪さを感じ、夢精までしていたことを自覚した。

「また、アナタなのっ」
機嫌悪そうな声がして顔を上げると日本史の佐藤が、
「はへっ?…」
オナニー、エロ教師…。
大きく開いた胸元からナマ乳肌があふれそうな勢いで、巨乳を持ち上げるように腕を組んでにらんでいた。

「…、授業聞いて無くてもいいから、変な声出してジャマするのはやめてっ」
寝ぼけるエロチビのブサイク寄りの冴えない顔をしばし睨みつけた佐藤は、いまいましそうに捨てゼリフを吐くと教壇に戻っていった。

「あ…」
は?…、やべっ…。
エロ教師のヒステリックな小言で、どうやら淫夢を見ながらマヌケな寝言まで言っていたことに気づいたエロチビは、恥ずかしさで顔を上げられなかった。

前に座る乃舞子は自分がエロ妄想のネタにされていたことを知ってか知らずか、相変わらず重苦しい黒髪を垂らしてうつむいていた。


「おい、そんなに飢えてんのか、むっつりチビ」
授業が終わると板東佐知子がいつものも超ミニスカ姿で冷やかしに来た。
「…」
来んなよ、オルカ女…。
トイレに行って夢精したブリーフをなんとかしたい士宇児だったが、立ちはだかるやんちゃミニスカ集団を押しのける勇気もなく、ただ黙って知らん顔するしかなかった。

「そんなに溜まってんだったら、ほら見せてやるからっ、抜いていいぞ」
何も言い返せない士宇児を嘲笑する肉食女はチェックミニのスソを指先でつまんでヒラヒラさせ、ナマ足を誇示するようなパンチラギリギリのエッチなポーズを見せる。
「ほら、コレも見るか」
佐知子に調子を合わせるように取り巻きたちもミニスカをヒラヒラさせ、意地悪な笑いを浮かべていた。

「…」
くそお…、いつか、犯してやる…。
同級生女子からバカにされるままにうなだれて黙っているしかないヘタレチビは、机に突っ伏して寝たフリをすると、ワキのスキマからやんちゃJKたちのパンチラを盗み見していた。

陰気美少女乃舞子 (29)につづく
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