2ntブログ

== オレの子を産んでくれ ==

オレの子を産んでくれ (4)優子

ろま中男3 作品リスト
オレの子を産んでくれ 目次

オレの子を産んでくれ (4)優子

「ああ…、悪かったな」
オレは敦子の手を解くと脱力した息子の始末をした。敦子もそれ以上何も言わずに、恥毛にベッタリ絡んだザーメンをキレイに拭き取ると、服を直してからご飯の支度を再開した。

「できたよ、食べよ」
手際よく夕食の準備してテーブルに並べた敦子がオレを呼ぶ。
「…、いただきます」
なんとなくまだ敦子が怒ってる気がしてオレは料理をかき込んでいた。敦子にあの視線でずっと見つめられている気がして、何を食ったかさえ憶えてない。

その夜敦子は泊まっていったが、わだかまりを抱えたまま抱く気にはならず、なかばふてくされたように寝てしまった。

次の日、目を覚ますと敦子はまだ寝ていた。カワイイ寝息を立てる横顔が急に目を開いてにらまれる気がした。オレは敦子を起こさないように出掛ける支度をすると、なんとなく気まずくてこっそり部屋を出た。

大学に着いたのは1限目がはじまった頃で、人影がまばらで閑散としてるくらいだった。1限の授業はないので、とりあえず研究室に行くと優子が一人だけいた。

「あ、おはよ…」
オレが声をかけるとノートから顔を上げた優子がうつむきがちに応える。優子は研究室で一番真面目な女子大生で、誰よりも大学にいりびたっているというウワサさえあった。
「早いね」
離れた席に座ったオレだったが、研究室で二人きりの状況をなんだか優子が意識しているようで落ち着かず、とりあえず話しかけた。

「うん…、今日は敦子と、一緒じゃないの?…」
上目遣いにこちらを見る優子がためらいがちに聞いてくる。オレと敦子がつきあっているのは研究室では誰でも知ってることで、優子も知っている。
「あ、ああ…、ちょっとね」
まさかナカ出しを拒否されて気まずいから、とは言えないので言葉を濁す。

「そう…、ちょっと、ここ…、見てもらって、いい?…」
オレの返事にしばらくなにか考えている様子だった優子が、おずおずと声をかける。
「?…、なに?…」
離れて座る気まずさよりも、すぐ近くにいた方がかえって落ち着くと思ったオレは、言われるままに優子の隣に座った。

「これ、どういう意味だっけ、タケシ君、わかる?…」
優子は専門書のある単語を指さして聞く。名字で呼ばれたことしかないのに、いきなり名前で呼ばれて戸惑ったが、
結構、でかいな、…。
うつむき加減な優子のシャツの第2ボタンが外れていて、スベスベした胸の地肌と谷間に目を奪われていた。わずかにのぞき見えるブラに締め付けられてクッキリした谷間の両側に、たっぷりした胸がせめぎ合っていた。

オレの子を産んでくれ (5) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
関連記事
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 14:52:26 ━ Page top ━…‥・

== Comment ==






        
 

== Trackback ==

http://aosaga9.blog.2nt.com/tb.php/2017-6a525952
 
Prev « ┃ Top ┃ » Next