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== 紗羅 ==

綺羅 (1)娘と父

ろま中男3 作品リスト
綺羅 目次

綺羅 (1)娘と父

「また覗いてる…?」
紗羅は湯船の中でまだ成長途中の少女らしいカラダをさすりせながら、誰かの視線を感じていた。

紗羅は一人娘だった。会社勤めの母は家にいないことが多い。父の智貴は小説家をしているらしい。らしいというのは紗羅はまだ父の作品を読んだこと無いからだ。紗羅は智貴に作品を見せて欲しいとねだったことがあるが、
「お父さんが小説家だなんて、外で言ってはいけない」
いつもは優しい父がその時に限って怖い顔だったので、以来紗羅はそのことに触れなくなった。

ほぼ一日中家にいるので家事はたいてい智貴がしてくれる。掃除や食事の支度、洗濯もしてくれる。母は理解のある夫だと感謝していたが、小説家という職業があるからか、
「主夫ではない」
が智貴の口癖だった。

紗羅は父の智貴と小学校まで一緒に風呂に入って体を洗ってもらっていたが、5年生になって生理が始まってからは一人で風呂に入るようになった。


まだ一緒に風呂に入っていた頃、智貴は紗羅の胸や股間など全身を丁寧に洗った。紗羅は父に優しく洗ってもらうのを素直に喜んでいた。
「気持ちいい」
体中をまさぐられる紗羅が笑顔でそう言うと、智貴もうれしそうに笑ってふくらみかけた胸やおしりを大事そうに愛撫した。智貴に体を洗ってもらうときはあぐらをかいた智貴に抱かれたが、時々お尻の下に固いモノを感じていた。

そのかたいものが紗羅の幼い股間から顔を出しているのを見て
「お父さん、これ、なに?」
と聞いたこともあったが、
「…、お父さんの友達のカメさんだよ」
智貴は笑っていた。
「お父さんと友達なんだ、カメさん、こんばんは」
そう言って紗羅が固いモノをなぜると、
「…、紗羅ちゃん、もっとイイコ、イイコしてあげて」
智貴は息を荒くしていた。湯船に入っても紗羅はそれを触りたがり、智貴も紗羅のやりたいようにさせていた。


「ええ~、紗羅ちゃん、おかしいよ~」
小3の時、友達に智貴と一緒に風呂に入っていることを言ったらバカにされたので、それ以来友達には父と一緒に風呂に入っていることは黙っていた。紗羅に生理が始まって一緒に風呂にはいらなくなると、智貴はたいそう寂しがったが母がなんとか慰めていた。

父と風呂に入らなくなってから、紗羅は入浴中に誰かの視線を感じるようになった。最初は気のせいだと思っていたが、中学に上がった頃から、脱衣所に誰かがいて紗羅が入っている浴室を覗いていると確信するようになった。母が不在の時に限ってそれを感じていた紗羅は、その視線は父の智貴しか考えらなかったが、一緒に入らなくなった寂しさからだろう、とかわいそうにさえ思っていた。

父の視線を感じても何とも思わなかったが、中2になったある日、紗羅はお風呂で体を洗っていると背後にゾクゾクするのような悪寒を感じた。背中やおしりを突き刺すような視線に紗羅が身動きできずにじっとしていると、その気配が消えて紗羅はほっとした。次の日、生理が来た。

風呂から出ると紗羅の脱いだ下着が無くなってるコトもあった。しばらくすると洗濯されて戻っていた。

「…、?」
またあるときは風呂から上がってさっき脱いだパンティを見てみると、栗の花の香りのする粘っこい液体がしみこんでいた。おりものの少ない紗羅はなぜ下着にそんなものが付いているのか見当がつかなかったが、その臭いは智貴と一緒に風呂に入っていた頃、かいだことのある臭いで懐かしくさえあった。


ふたりきりの食事のとき、紗羅がスカートだと智貴は箸やスプーンをよく落とした。箸を拾う智貴の視線が紗羅の下半身に注がれていることをなんとなく感じていた。あまり長い間テーブルの下に智貴がうずくまっているので、
「何してるの」
紗羅が声をかけてのぞき込むと智貴と視線があって、そのこわばった表情が恐ろしかった。それ以来紗羅は智貴が食事中に何か落としても知らんぷりするようになった。


知らないうちにパンティが増えていることもあった。見知らぬ新品のパンティがチェストの中に入っていると、母が買ってきたのだろうと思っていたがあえて聞こうとはしなかった。カワイイパンティがほとんどだったがその日はTバックパンティが入っていた。

ほとんどひものような下着をマジマジと見つめた紗羅は、セーラー服のスカートに手を入れるとはいていたパンティを脱いでそれに足を通した。ドキドキしながらスカートをめくった紗羅は、鏡にほとんど丸出しのお尻を映して真っ赤になるとしばらく動けなかった。

いったんスカートをおろした紗羅は高鳴る鼓動を意識しながら、両手をスカートに入れてTバックパンティをめいっぱい引き上げた。
「ひあんっ…、はああ…」
パンティが股間に食い込んで紗羅は思わず声を漏らしてのけぞった。さっき漏らした声がまるで自分の声でないような気がした紗羅は、静かに長いため息をついていた。

思い切って前をまくり上げた紗羅はパンティの食い込んだ股間を見つめながら、また誰かに見られている気がして、なんだか体の芯が熱くなってきた。紗羅はTバックパンティの中に指を忍び込ませると、まだなにも生えてない股間を無意識にイジっていた。

綺羅 (2) につづく

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