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大学教授美穂 (28)解雇通知

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大学教授美穂 (28)解雇通知

「…教授の、味がします…」
妖しい視線にフェロモンを漂わせる美人教授をウットリと見とれたダメ万年講師は、
股間を熱くしながらつぶやいた。

「そう…、おいしいでしょ…」
私の味?…、どんな味かしら?…、でも、そうじゃなくて、…。
妖艶な笑みを浮かべる美穂に誘われるように前のめりになった後藤はうっとりしていた。
「…大変おいしゅうございます」
すっかり下僕気分で幇間のように手をすりあわせながら、
エロチックな姿をさらしながら美しく妖艶に笑う女王様のご機嫌伺いをしていた。

「他には?」
アナタの精液の味が、するでしょ、…。
急に笑いの消えた美しい顔が後藤を見つめた。
「えっ、…あ、…」
美穂の意識がないと思い込んでナカ出ししたことを思いだした後藤は、
緊張した面持ちで後ずさると顔を伏せた。

「あなたの…、ザーメンの味がするはずよ」
足を広げて恥ずかしい場所をさらしたままの美人教授は、
縮こまる万年講師を見つめながら冷たくささやいた。

「…、ああっ、スイマセン、でした」
劣情に狂っていたとはいえ、犯してしまった性犯罪を指摘されて、
もう逃げようがないと観念した後藤はその場に崩れ落ちた。

「顔を上げなさい、…アナタ、自分のしたことを認めるのね」
これから、正念場よ…、あなたの返答しだいで、アナタの運命が、決まるのよ…。
やっと観念したマメドロボウに、美穂は平板な声で問いかけた。
「…はい、ガマンできなくて…、スイマセンでした」
うつむいたままの後藤は絞り出すように声を漏らしたが、
講師というセコイ地位を保つために言い訳しただけだった。

「…意識のない女を、寝ている女を…、気付かれなければ、いいと思って…」
「欲望のままに犯して、乱暴をするような犯罪者を、大学に置いてはおけないわ」

さあ、いうのよ…、私が、好きだから、抱いたって…。
ナマ太ももを広げて濡れた股間をさらすはしたない姿の美穂は、
火照った顔で冷たい視線を向けながら、少女のように胸をドキドキさせていた。

「…おっしゃるとおりです、本当に、スイマセンでした」
うつむいたままの後藤は、美穂の言葉に合わせるように謝っていた。

「…、そう、認めるわけね、あなた…、自分が、変態の強姦魔の犯罪者だと…」
どうして、この男は謝ることしか、できないのっ、…。
こんなに私が、助け船を出して、あげてるのに、…。

「はあ…」
どうして、好きの一言が言えないの?…、そう…、言わないつもりね、…。
私の意識がない、と思ってたときには、はっきり言ったくせに、…。

高圧的な態度が後藤を萎縮させていることに気づいてない美穂は、
うなだれて返事をしないヘタレ男にため息をついた。

「…じゃあ、アナタはクビよ…、どこへなりと行って、のたれ死にしなさい」
ホントに、ダメ男…、もう、いいわ…。
脚線美をキッチリと揃えて美しい姿勢でイスに座った美人教授は、
ダメ講師に向かって突き放した冷たいセリフを言い放った。

「…スイマセンでした、でも…」
クビか…、オレは、クビになるのか?…。
大学教員として死刑宣告に等しい解雇通告をされた後藤は、
半ベソをかいて頬を濡らした顔を上げて美穂を見つめた。

しかしその顔はそれまでのヘタレ万年講師とは、目つきが変わっていた。

大学教授美穂 (29) につづく
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