2ntブログ

== 大学教授美穂 ==

大学教授美穂 (10)お姫さまダッコ

ろま中男3 作品リスト
大学教授美穂 目次

大学教授美穂 (10)お姫さまダッコ

「今日も教授はお疲れなのかな?…」

ついひとりごとを口走って後藤は慌てたが、
美穂に机に突っ伏したままで反応はない。

ホッとして小さく息を吐くと
「教授」
もう一度声をかけたが、
やはり返事はない。

寝たふりをしているだけで意識のはっきりした美穂は、
「…お疲れ…」
という後藤の言葉をしっかり聞いていた。
しかも、
今日も…、
とはどういうことなのか。

以前こんな状態の自分を見ているという意味になるが、
しかしブラをむき出したはしたない姿を意識して
ドキドキと鼓動を打つ胸に平常心を無くした美穂は、
いつもの明晰な判断力を鈍らせていた。

とりあえずこの場は寝たフリを通すしかない、…。
としか考えられなかった。

美穂の返事がないので、
また昨日のようなことが起こっているのかと
「また息が止まったのか」
後藤はついつぶやいていた。

美穂の席の横に立つと、
口元に手をかざして息をしているか確認しようとした。
2度目のことで緊張感が薄いのか、
美穂のいい匂いがして自然に顔がゆるんでしまう。

なぜか後藤は近寄ってきて自分の横に立っている。

胸がはだけているのを見られやしないか、
ヒヤヒヤものなのに、
また息が…?…。
死を意味するその言葉に美穂は息を飲んだ。

おかげで美穂の厚めの色っぽい唇の間から、
吐息が漏れることが無かった。

かざした手に美穂の息吹は感じられなかった。
「…、やっぱり、してない」
後藤はつぶやいた。

「教授」
声をかけて肩を揺らしてみるが、
やはり反応がない。
しかし昨日より肩に触れた手が温かい気がした。

この男、今度は肩に触っている、…。
後藤の男っぽい匂いを感じた美穂は
ドキドキして伏せた顔が熱かった。
今朝チカンに女の部分を刺激されてから、
いつもの冷徹な大学教授の美穂はいなくなって、
女の本性をむき出しにした自分がいた。

汗ばんだ太もものスレあう感触に下半身が熱くなって、
美穂はあそこが湿ってくるのにとまどっていた。

もう冷静に考えることができない。
やはり寝たふりを通すしかないと考えるのが精一杯だった。

後藤は昨日のようにソファに美穂を連れて行こうと
美穂の体に手を回した。

いきなり触れられた美穂は胸がドキドキと高鳴り、
後藤の指が食い込む柔肌が熱くて、
イヤラシイ声が出そうになるのを懸命にガマンしていた。

今更顔を上げることが出来ずに意識のないフリをして、
後藤にカラダを任せる形になった。

両手に美穂の柔らかい女体の心地いい重さを感じて
顔を緩めた後藤は、
慎重に歩きながらソファに向かった。
ツヤツヤした髪からいい匂いが漂ってくる。

ブラウスのボタンが、…。
後藤の胸にわざとらしくないように
頭を寄りかからせて薄目を開けると
ボタンがはずれてはだけた胸が目に入った。

見られちゃう、…。
美穂は焦った。

このままでは後藤に、ブラを見られる、…。
今日ランジェリーショップで買ったハデな下着を見られたくなくて、
美穂はとっさに体をひねった。

女性を抱き上げて運ぶコトに慣れた男性は少ないと思うが、
後藤は教授に遠慮して
あまり触らないようにおそるおそる運んでいた。
急に美穂が動いた拍子に
そのナイスバディを床に落としてしまった。

意識のないフリを続ける美穂の
しどけない艶姿が床に転がっていた。
膝上のミニスカがめくれて
レースストッキングの上の太もものナマ肌がのぞいた。

大学教授美穂 (11) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
関連記事
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 12:54:51 ━ Page top ━…‥・

== Comment ==






        
 

== Trackback ==

http://aosaga9.blog.2nt.com/tb.php/726-41f2d60f
 
Prev « ┃ Top ┃ » Next