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== 秀香蘭高校放送部 ==

秀香蘭高校放送部(39)水泳部顧問飯山結衣

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秀香蘭高校放送部 目次

秀香蘭高校放送部(39)水泳部顧問飯山結衣

「こらっ」
学級委員静佳のお尻を裸に剥いて性器に食らいつくミナヲの後頭部に、騒ぎを聞きつけてきた教員のツッコミが炸裂した。2年の担任で水泳部顧問の飯山結衣だった。

「あうっ…、へ?…」
(は…、はれ?…、ココはダレ?…、オレはドコ?…)
後頭部を上履きではたかれたミナヲは呆けた表情でフリーズしたが、
(うっ、ナマ尻っ?…、誰のっ?…、オレがっ?…)
秘密の花園の盛り上がり中心部に一本スジを見せる裸の下半身を見て我に返った。学校で破廉恥行為に至った自覚に責められて震え上がった。
「うわあっ、ごめんなあいっ」
(やっちまったあっ…、今度こそ、終わりだあっ…)
水泳部顧問の魔法のツッコミのおかげで、エロエロ変態妄想から現実世界に戻ってきたミナヲは、慌ててヒザまで下ろしたパンティをズリ上げると、スカートを引きずり下げた。学校内での公然わいせつ行為発覚で今度こそ退学だと思った。そして羨望した酒池肉林実現も夢と消える。実現しかけたバラ色の未来が閉ざされて絶望したミナヲは、顔面蒼白で震え上がった。

「へ、変態っ…、絶対許さないからっ」
お尻だけ突き上げて突っ伏したみっともないポーズから立ち上がった静佳は着衣の乱れを直しながら、ボロボロ涙を流してにらみつける。
「静佳、落ち着いて」
烈火のごとくキレ泣きする学級委員を結衣がなだめる。その美人顔に浮かんだ笑みはミナヲの膨らんだ股間を見ている気がした。
「え?…、う、うう…、先生…、わかりました…」
水泳部顧問の発言は新人部員に効果てきめんだった。静佳はまだ涙が止まらないが、唇を噛み締めてうなずいた。

(助かった…、のか?…)
飯山結衣は30代半ばだが、20代と言われても違和感のない瑞々しいナイスバディの持ち主だ。窮地から救ってくれた救世主を見つめるミナヲは、ビジネススカートスーツ姿からもわかる艶めかしい女体にヤニ下がり、股間を元気に盛り上げてワクワクしていた。
「助かったかどうかは、アナタ次第よ」
イヤラシイ視線を絡めてくる1年生に大人の余裕で笑みを向ける結衣は、まるで心の中を読んだようなセリフを漏らす。
「え…、ど、どういうこと、で、ですか?」
(な、なんで、わかるの?…、オレ、口に出してた?…、ひょっとして、魔女?…)
心の中を読まれたミナヲはビビりまくった。歯の根が合わずに声は震え、股間のこんもりはしょんぼりして静まりかえった。

「うふふ、やあね、こんなカワイイ魔女って、いるのかしら?…、魔女っ子って年でもないしね」
ビビりまくるミナヲと対象的な落ち着いた大人の態度だった。またも驚異の読心能力を発揮した結衣は、小悪魔系のカワイイ笑みで見つめた。
「う…、は、はい、お、おっさる、通りで、ご、ございます…」
(ま、また…、さ、サトリ?、う、ううう…)
危機はまだ去ってないのだと思った。そしてまたも心を読まれた。ミナヲは読心という超常能力を持つ美人教師に怯えて完全に屈服した。体がガクガク震えて、ドモリが収まらなかった。

「私が誰でもいいけど、目立つところであんなことしちゃ、もうダメよ、しっかり指導してあげるから、放課後水泳部に来なさい」
どもった言い間違いを面白がって、笑いながら頭をかいてサルのマネをしておどけてみせた結衣だった。読心術が特技の超能力女教師は、冗談が好きな気さくなお姉さんを気取っているらしい。
「は、はい…」
(う…、そういえば、英梨先生も…)
昼休みの生徒指導室と放課後の水泳部という「前門の虎、後門の狼」に、ミナヲの運命は風前の灯だった。

「(大丈夫よ、安心して、マリコさんに聞いたけど、すごいんだってね)」
結衣は張り詰めるビジネススーツの胸を押し付けるようにして、青くなって震え上がるミナヲにこっそり耳打ちした。耳ダブをくすぐる甘い囁きだ。結衣の口からマリコの名を聞いて恐る恐る視線を下げると、スーツの合わせ目からはみ出しそうな、スベスベパッツン乳肌がかすかに波打っていた。

秀香蘭高校放送部(40)につづく

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