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秀香蘭高校放送部(37)学級委員香山静佳

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秀香蘭高校放送部 目次

秀香蘭高校放送部(37)学級委員香山静佳

「ん…、徳川くん、お昼休みに、生徒指導室に来てくれる」
バス痴漢で濡れた英梨が振り返った。成熟した女体を包む淫乱な空気を振り払うかのように小さく咳払いし、昼休みの呼び出しを告げた。そしてセクシーなスタイルを見せつけるように踵を返した。

「生徒、指導室…」
(…、やばい…、バレてた…、そりゃ、そうだよな…、退学、かも…)
笑顔が消えた英梨の真剣な表情から、昼休みに痴漢行為を叱責される連想が浮かび、青くなった。たぶん学校に報告されるだろう。痴漢は強制わいせつや強制性交等罪という刑法犯罪だから退学も十分ありうる。タダシは敬愛する兄貴分だが、このときばかりは悪いお誘いにうっかり乗ってしまったことを心から後悔した。
「どうしたの?」
パンティが下げられたままのスーツスカートの後ろ姿の、セクシーに揺れるヒップを呆然として見送るミナヲに、マコが声をかけた。
「あ、いや…」
(…、やっちまったことは、どうしようもない…)
いつも通りの感情のない声だったが、それが余計にこの世の終わりという顔で落ち込むミナヲに沁みた。

「あ…」
(…、アイツ…)
その時ミナヲの横を通り過ぎる誰かの視線を感じた。目線だけ向けて冷たい視線を浴びせかけてきたのは香山静佳だった。同級生のミナヲやマコを無視した静佳は、純白セーラーに包まれたスリムな女体を揺らして歩いていった。

香山静佳は1年J組の学級委員。高偏差値女子揃いの秀香蘭でも、入学直後の1年学級委員に任命されるのは学年で上位1割以内の成績と言われており、静佳は入試や定期試験で学年10位以内というウワサだ。また全国的な活躍で有名な名門水泳部に所属し、水泳部の将来を担う人材と期待されているらしい。

勉強とスポーツに秀でた静佳が苦手だ。というか嫌いだ。静佳はマコ以外に話した唯一の女子生徒なのだが、学級委員として伝達事項を伝えてきたそれは、会話というより命令だった。イケメンでもなく劣等生のミナヲを見下している気持ちがあからさまに見えて、不快な思いしか無い。教室でたまに目が合うことがあっても、バカにしている表情しか見せない。

(…、いっつも、バカにしやがって…)
英梨のセクシーヒップに代わり、純白プリーツスカートが揺れる静佳のスリムなお尻を見つめていると腹が立ってきた。マコとマリコをお手つきにした酒池肉林実現で強気になっていた深層心理なのか、退学を覚悟したヤケクソなのか、優等生面する生意気女子を屈服させる征服欲が湧いてきた。

(…、やってやる…)
苛立ちを隠さないミナヲが歩きだすと、マコは黙ってついていった。
(なにが優等生だ…、まだ尻、ちっちぇえくせに…、絶対、ひーひー、言わせてやる…)
血走った目が純白プリーツスカートが揺れるお尻を見つめていた。羨望した酒池肉林ワールドを手に入れたエロガキは、スリムな女体を組み敷いて無理矢理アナルに愛棒をねじ込んで犯す妄想に昂ぶっていた。

(めくってやるっ…)
下駄箱に着いた。学級委員静佳の後ろに迫ったミナヲは、手を伸ばせば届くところにある純白プリーツスカートに手を出した。

秀香蘭高校放送部(38)につづく

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