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秀香蘭高校放送部(8)生殺しのミナヲ

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秀香蘭高校放送部 目次

秀香蘭高校放送部(8)生殺しのミナヲ

「え…、『ホントは濡れ、濡れてんだ、ろ…、しょ、正直に言え』」
マコの感極まった色っぽい声にエロ妄想が止まらないミナヲは、わかりすぎるほど膨らんだ股間を手で隠して、男のセリフを口走った。

マコが指差す吹き出しのバカっぽい非リアルさには呆れるしかないが、エロ妄想の味付けを濃くするスパイスにはなった。マコのペースに乗せられた自分に選択権はないのだと覚悟したミナヲは、若干のエロ衝動を込めて耳元にささやいた。

「はあ…、『意地悪…、あなたが、確かめて…』」
エロセリフに耳をくすぐられて色っぽいため息をついたマコは小さく言うと、膝に置いたマンガの下でスカートをズリ上げていた。ゆっくりと紺ミニスカが引き上げられ、ナマ太ももの白さがミナヲの目にまぶしく飛び込んできた。
「ん、んっ…」
(ええっ…、いいのかっ…)
あらわになるやけに色っぽいナマ足にミナヲは思わずツバを飲み込んだ。しっとりした鈍い輝きを見せる太ももは大人の女のそれだと思って、みっともなくキョドって触ってもいいのか迷った。

「…、眠くなってきちゃった、着いたら起こして」
次のセリフを催促しなかったマコは、無表情に横目でチラ見すると肩に頭をあずけてスースーと寝息を立て始めた。

激しい雨の中、バスは栄福町のバス停に向かっていた。

(はうう…、エロすぎる、んだよ…)
ミナヲは寄りかかって寝息を立てるマコに、ムラムラドキドキしていた。紺プリーツミニスカは半分ほどずり上がり、晒されたナマ太ももがまぶしい。
(くう…、これって、誘ってんのか…)
路面の凹凸を拾う揺れや緩やかなカーブでマコが寄りかかってきて、女体の柔らかい弾力で押されるのもたまらなかった。しかし童貞のミナヲに大胆な行動に出る勇気はなかった。

「(うっ)」
カーブで大きく傾いた時、グニャッと脱力した女体が倒れ込んできた。膝の上に倒れ込んできたマコはモッコリ股間を枕にしてスースーと寝息を立てた。おかっぱボブカットの髪がかかった頬に圧迫されるモッコリが、いまにも暴発しそうでミナヲはどうしていいかわからない。
(はあ、ああ…)
膨らんだ股間に頬付けして寝息を立てるマコに呆然とするミナヲだったが、カラダは動物的本能に従っていた。放心状態のミナヲは雨に濡れて湿り気を帯びた柔らかい女体に手を回すと、くびれのナマ肌に無意識に手を当てた。

(はああ…、オッパイ…、いい気持ち…)
ミナヲは指先に吸い付くようなしっとり肌にウットリした。エロ妄想に支配されたミナヲの手は、それからも勝手に動いて湿った純白セーラーの胸をまさぐった。心地いい弾力が手の平に跳ね返ってきて、緊張を増した股間の膨らみが寝顔の頬を押し返す。大きさを増した股間の突起がマコの柔らかい頬に食い込んでいた。

秀香蘭高校放送部(9)につづく

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