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義姉さんと孝雄 (33)赤ちゃん産みたい?

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義姉さんと孝雄 目次

義姉さんと孝雄 (33)赤ちゃん産みたい?

「うっ…、ねっ、姉さんっ…」
(くっ、でる…、あ、はあっ、膣内に、出してる…)
伊織の手の平を膣粘膜と勘違いするうっかりスケベな孝雄は上ずった声をうなじで呻いた。童貞を卒業したつもりになって思いっきり腰を突き上げると、手コキ素股による意識が飛びそうな快感に背筋をビクビク緊張させて白濁液を放出した。

「ああ…、ああん…、孝雄さん…、いっぱい出ました…、大変なことになってなくて…、大丈夫でよかったです」
花柄ワンピをマフラーのようにまくりあげられた女体を、肉欲にのぼせ上がった孝雄に揉みくちゃに翻弄されてセクシーな喘ぎ声を上げていた伊織だったが、鈴口から噴き出すザーメンをしっかり受け止めて手の平のくぼみに溜めていた。
「ああ…、うん…、え?…」
(気持ちよかった…、伊織、そんなにオレのことを…、あれ、手?…)
手の平を膣と勘違いして中出し射精したつもりだった孝雄はウットリして嬉しそうだったが、伊織が差し出した手に溜まった白濁液を見て、やっとナマ本番セックスではなく手コキ素股をしていたことに気付いた。
「う…、あ、誰かが…」
(なんで?…、オレってまだ童貞?…、あ、やばっ、誰か来たっ…)
男子トイレの個室で手コキされていたのを本番行為と勘違いし、大人になったつもりでご機嫌だった気分は一気にしぼんだ。同時に誰かが入ってくる気配がして慌てた孝雄は、背中から抱きついた伊織の口を塞ぐと、ザーメンが溜まった手を恥毛の薄いスベスベ肌の股間にあてがった。

「ん…、ふ…、あ…」
放尿する音が個室のドア越しに聞こえていた。伊織を羽交い締めしてドキドキしていた孝雄は、落ち込んだ気分の反動で湧き上がってきたサディスティックな興奮で変な気分になって、ザーメンの溜まった手を大陰唇がせめぎあうスキマに摺りこんでいた。
「は、はっ…(姉さん、静かにして…)」
(やばいよ、見つかったら、やばいよ…)
トイレで変態プレイした後ろめたさで絶対にバレてはいけないと焦る孝雄は、無意識にザーメンを塗りつけた性器に指を挿れて小陰唇やその周りにへばりついたザーメンを膣口に押し込んでいた。巨乳の上までワンピをまくりあげられた裸の伊織は、剥き出しの性器がザーメンでグチャグチャになっていた。

「は、はああ…、姉さん、大丈夫?」
(やっと、行った…、伊織、苦しかっただろ、ゴメンな…)
小便器を自動で洗浄する音がしてから遠ざかっていく足音に息を殺して聞き耳を立てていた孝雄は、何も聞こえなくなるとやっと伊織を開放した。
「…、孝雄さん、赤ちゃん、欲しいですか?」
柔肌を締め付けていた腕の中で向きを変えた伊織は平板な表情で聞いてきた。深い谷間がくっきりした巨乳が押し付けられて、勃起した乳首が孝雄の胸に押されて乳輪に陥没していた。
「え?…、な、なんで?」
(赤ちゃん?…、突然、何を言い出すの?…)
セックスしたら赤ちゃんができるという当たり前の事実はなんとなく意識のどこかにあったが、素股で妊娠するとは思ってない孝雄は、感情が読み取れない自然体の伊織に内心おどおどしていた。
「私は孝雄さんの赤ちゃんだったら、産めたらいいなって思ってます」
伊織は全裸のカラダを密着させてパーソナルスペースの内側にいた。鼻が触れそうなほど近くで澄んだ瞳がじっと見つめていた。
「産めたら、いい、の?…、ね、姉さん、な、なに、言ってるの?」
(なに、どうゆうこと?…、伊織、そんなにオレが好きなの?…)
孝雄は感情が見えない瞳に吸い込まれていくような気がした。予想外のセリフに思考停止したヘタレは、モテ期の幻想だけは健在で伊織は自分の赤ちゃんを産みたいと思っているのだと自惚れていた。

「だけど、こんな風にされて赤ちゃんができちゃったら、悲しいです」
あいかわらず表情の見えない自然体の伊織だったが、膣口の中に押し込まれたザーメンを指ですくうと孝雄の鼻先に突きつけてきた。

義姉さんと孝雄 (34)につづく
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