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短編 (210) 会社の部下ルミ(4)ルミの失敗とエロ妄想

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短編 会社の部下ルミ 目次

短編 (210) 会社の部下ルミ(4)ルミの失敗とエロ妄想

「もう、いいですね」
幸せな時間は長くは続かなかった。5分ほど肩揉みサービスをしてくれたルミはいつもの人を寄せ付けないオーラを発散して席に戻った。浮かれすぎて気づかなかったが、他部署からの目を気にしてやめたようだ。

(はあ…、気持ち、よかった…)
ルミが席に戻ってもオレは後頭部と頬に残った湿気を帯びた柔らかい弾力の感触を反芻して幸せの余韻を楽しんでいた。
(あれ、直しちゃうのか…)
オレのニヤケ顔を無視してルミは髪を後ろでまとめて縛るとシャツのボタンを留めていた。
「主任、なにかありますか」
仕事の体制を整えた堅物メガネ女子は胸元を見るオレをにらむように次の仕事をせかしてきた。
「あ…、じゃあこれ入力して」
幸せなサービスの余韻を打ち消した冷たい視線にちょっと落ちたオレは入出庫データの打ち込みを頼んだ。
「はい」
それから彼女はパソコンに向かってキーを叩いた。もうシャツのスキマから乳肌が揺れるのは見えなくなった。

「じゃあ、失礼します」
定時までにデータ入力を終えたルミは仕事上がりの挨拶に来た。
「あ、ああ…、ご苦労さん」
いつもの人嫌いなオーラを発散するルミだったが、パンティのシミとオッパイ肩揉みが忘れられないオレはまともに顔が見られなかった。それからオレも帰宅してオッパイの弾力を思い出してオナニーしてしまった。

次の日、課長に呼ばれた。課長は別の課も兼任しているので同じフロアに席はあるがいつもは別のフロアにいる。わざわざ来たということだけでいやな予感がした。そしてその予感は当たった。ルミに頼んだデータ入力に間違いがあって、運悪く部長がそれを見つけてしまったらしい。部長に大目玉を食らった課長はその鬱憤をオレにぶちまけた。30分ほどイヤミを言いまくった課長はいつものフロアに戻っていった。

「あの、すいませんでした」
席に戻るとルミが恐縮していた。いつもは冷たくツンとすましてわけもなく睨んでくるような彼女だが、仕事の失敗に責任を感じて落ち込んでいるのだろう。シベリア寒気団オーラをまとったいつもの毅然とした態度と真逆の、か弱い女の子だった。はじめてみるメガネ女子のしおらしい様子に息子の根元がしびれてゾクゾクした。
「…、いや、いい」
妙な興奮を隠してオレは上司の顔でまじめに応えた。確かに課長に怒られたのはルミのミスが原因だが、チェックを怠った上司であるオレの責任だ。ルミに怒る筋合いではない。
「ちゃんとしますから」
妙にしおれたルミは指示待ちしてオレの横に立った。そしてなぜかシャツのボタンをはずすと前かがみにオレの顔を覗き込んできた。

「え…」
(え、エロい…)
黒縁メガネの奥から潤んだ目がオレを見つめていた。アゴの向こうの開いたシャツの合わせ目に、くっきりした谷間と妖しいテカリを放って波打つ乳肌が見えていた。
「ああ…」
(おお…、はううっ、そんなことまで、ちゃんとしてくれるのか…)
息苦しささえ感じる妖しい眺めがエロ妄想の世界に引きずり込む。頭の中で卑猥なシチュエーションが巡り回る。前屈みの姿勢から股間にすがりついたルミが勃起した息子を取り出してやさしくさすり、先端をエッチな顔でキスしてから上目遣いに激しくフェラするAVのような光景が展開した。

「ここですね、すぐに直します」
しかし現実の彼女が妄想どおりの行動をすることはもちろんなかった。その代わりオレとパソコンの間に入ってきて間違えて入力したデータを直し始めた。
(うっ…、はああ…、いいっ…、気持ち、いいっ…)
彼女は中腰でキーを叩いた。突き出したお尻がいまにもヒザに乗りそうだ。髪からほんのり漂ういい匂いがオレを惑わせる。卑猥な妄想しか考えられないオレは、地味なスーツに身を包んだ女体を後ろから抱きしめ、股間をお尻の割れ目に押し付けて腰を振る変態妄想に駆り立てられた。

(はああ、気持ち、いいっ…)
まじめにミスを挽回しようとするルミの後姿をオレは変態じみた目で見つめていた。妄想の中でスカートを捲り上げて勃起した息子を押し付け、純白パンティの上からお尻の割れ目に息子を食い込ませて腰を振った。湿ってムチムチした弾力が固く反りあがった息子をやさしく圧迫してくる。
(はあっ、ああっ、いいっ…)
股間がしびれるような快感にのぼせたオレはスカートをウエストまでズリあげてパンティも脱がせた。ナマ尻の割れ目に勃起チンポを押し付ける。オレの強引な行為に応えるようにルミはウエストからヒップにかけての艶かしいラインを切なげに揺らし、お尻のしっとりナマ肌に挟んだ息子を刺激してきた。

(はあ、ああっ、いいよっ、ルミっ)
ヒクヒク震える尻穴のシワが息子に絡みつく気持ちよさにオレは今にも昇天しそうだ。オレは快感の頂点に一刻でも早く辿り着きたくて一心不乱に腰を振りまくった。
(おおっ、くうっ、おおお、は、挿ったあ…)
変態妄想は止まらない。仕事中であることを完全に忘れたオレは妄想でルミを陵辱した。ニーハイソックスだけのスベスベした裸の下半身を抱えると、カウパーを垂らしていきり立つ息子を濡れた亀裂に強引に捩じ込み、思いっきり突き上げた。

短編 (211)につづく
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