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== 緊縛人妻華恵 ==

緊縛人妻華恵 (2)好色な好奇心

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緊縛人妻華恵 目次

緊縛人妻華恵 (2)好色な好奇心

DVD-Rは元に戻したが、その夜は喪失感や困惑や怒りでほとんど眠れなかった。

翌朝、寝不足でボンヤリした華恵はSMを理解しようと決めた。見なかったことにして今まで通りの生活を続けることも考えたが、常に上位者として振る舞う夫に問い詰められたらウソを突き通す自信はなかった。結婚生活を続けるために夫の変態性癖を受け入れるべきだという結論に至った。

普通の判断力を欠いた状態で夫の趣味を受け入れる覚悟を決めた華恵が、書斎をくまなく調べると次々とSMグッズが現れた。予想以上の量に呆れた華恵は情緒不安定気味にすべて捨ててしまいたい衝動に襲われたが、落ち着いてくるとそんな大胆なことは出来ないという無力感を味わっただけだった。

(これは何かしら?…)
無表情にSMグッズを眺めていた華恵はシガレットケース大の黒い箱を手に取った。バイブのたぐいなら何となく使い方がわかるが、先端にクリップかパッドが付いたケーブルが何本か接続されてスイッチが並んだボックスがどういうプレイに利用されるのかわからず、不思議そうに触っていた。
「あっ」
何かの拍子にスイッチに触れてケーブル先端のクリップに電流が走った。クリップを持った手に微弱な電気ショックを受けた華恵はビックリして放りだした。

(あ、これだわ…)
SM雑誌が目について感電した手をさすりながら眺めていると同じ商品があった。全裸の女性に使用する写真もあり、カラダに直接接続して刺激するツールだとわかった。SMの知識がほぼ皆無の華恵はわかってなかったが、それはエレクトリック系の低周波マシンで上級者向けだった。
(こうするのかしら?…)
華恵は床に転がったボックスにこわごわ手を伸ばすと雑誌の女性がされていたように、しかし直接は怖いのでケーブルの先端をパンティの上からアソコの突起に押しつけた。
「ひっ」
そしてボックスのスイッチを入れるとアソコにわずかな振動と微弱電流を受けてカラダが仰け反った。もう何年も夫にかまって貰ってないが、女盛りの三十路の女体は敏感だった。

(ビックリした…、電気マッサージ?…)
いちばん感じる部分の軽い痺れに心拍を高めた華恵は、肩こり解消のマグネットネックレスの類だと自分に思い込ませると、破廉恥で甘美な誘惑に足を踏み入れようとしていた。
(ちょっとだけ…、んっ、あんまり痛くない…)
まだ股間が痺れるのを意識してドキドキするよろめき妻は脱衣して見事な乳房を剥き出した。固くなった乳首にクリップが痛いかと思ったが、思ったほどではなかった。
(ええいっ…)
両方の乳首にクリップを付けてパンティを履いたまま鼠蹊部にパッドを貼ると思い切ってスイッチを入れてみた。

「ひっ」
低周波振動と軽い電流が乳首から乳房を刺激し、太もも根本のリンパをビクビク震わせた。胸で一番感じる箇所と太もも付け根から股間に広がる電流と振動に熟れた女体が仰け反った。
「あ、ああっ、あんっ、ああんっ」
手が痙攣してスイッチが切れない。乳房の先端を熱くする未体験の刺激に華恵は乳首にクリップを付けたまま畳の上でのたうち回った。淫らな悦びを求めるカラダが小さなボックスから流れる電流と振動に翻弄され、ヒクヒク震える女陰は恥ずかしいお汁を滲ませていた。

緊縛人妻華恵 (3)につづく
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