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== 女教師鈴子のルール ==

女教師鈴子のルール (18)可愛い生徒

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女教師鈴子のルール 目次

女教師鈴子のルール (18)可愛い生徒

「せんせい」
彼を見送る私の背中で声がした。振り返ると多家松明(たかまつあきら)が照れたよう笑っていた。

「多家松君、どうしたの?」
彼の順位は13番あたりで第2グループになる。しかし全校では150位以下の中の下といったところだ。彼の印象は毒にも薬にもならない平凡な子だった。つかみ所のない生徒と言い変えてもいい。

「あんなところで大胆ですね、びっくりしました」
どこまで見ていたかわからないがファミレスでの私を覗いていたらしい。ただその顔に悪気は感じられない。
「電車?、一緒に帰りましょうか?」
この子も「ルール」の手付けが欲しいのだろう。多岐山中に私の女の子をパンティの上から嬲られて昂ぶったエッチな気持ちを気付かれないようにすました顔で聞いてみた。
「いいんですか、うれしいですっ」
無垢な少年の笑顔だった。下心があるように見えないがズボンは不自然に膨らんでいた。おとなしそうな彼にも性欲があるのだと思った。

「先生とはこうやって話す機会がなかったのでうれしいです」
横に並んだ彼と歩いていた。さっきよりズボンの膨らみが増している。二人きりでいるだけで笑顔になる彼にそんなことばかり気にしている自分がちょっと恥ずかしくなる。
「ごめんなさい、私ダメ教師ね」
みんなの気持ちに鈍感だったのを責められた気がした。新米教師であることに甘えて私はこの子達の気持ちを考えてなかった。

「そんなことないです、先生はキレイだし、授業だってわかりやすいですから」
慌てて弁解する彼はかわいい。拗ねたのが大人げない。少し罪悪感だった。
「…、明君、現代文はいい点だったわね」
他の科目はそこそこだが、私の担当教科だけは平均点以上を取っていた。授業中私のカラダばかり見ているみんなと違って彼は真面目に授業を受けてくれている。
「あ…、先生に褒めて、ほしくて…」
照れ笑いする笑顔はやっぱり可愛い。草食系だろうか。
「そう、これからもがんばってね」
ズボンの膨らみばかり気にしてたのがますます恥ずかしい。

「同じ方向なのね」
午後の人影が見えないホームで彼と並んで電車を待っていた。
「はい」
彼がはにかんでうなずく。本当は彼の電車は反対方向で、私と一緒の電車に乗りたかったのだとあとでわかった。

到着した各駅停車はほとんど空だった。ボックス席に並んで座る。
しょうがない…、
彼はうつむくだけで自分から話そうとしない。いい話題がおもいつかずに私は寝たふりをした。
え…、
しばらくすると彼は私の手を握った。積極的な行動が意外だった。柔らかい女の子のような手だった。
あ…。
カバンの下に引き込まれた手はズボンの膨らみに当てられた。固い昂ぶりを押しつけられて私の女の子はジュンとなってエッチなお汁を垂らした。可愛い顔をしていてもやはり男だと思った。

「ん…」
彼の期待に応えるべく私は優しくマッサージを開始した。詰まった息音が聞こえる。
あらら…、そうくる…。
弾んだ吐息を悩ましげに漏らす彼は背中に手を回して私を抱き寄せると、ワキの下に手を差し込んでおちちの下側を触ってきた。
手慣れてる?…。
私たち以外に乗客がほぼいない車内で誰かに見られる心配はない。それでも隠れて触ってくる彼の慣れた手つきに不穏な何かを感じた。

女教師鈴子のルール (19)につづく
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