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独身OL美奈 (82)パルの乱入

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独身OL美奈 目次

独身OL美奈 (82)パルの乱入

「美奈、いるよね~」
目隠しした美奈をバックから犯しているとドアの向こうからあの気の抜けた声がした。公園の薄暗い茂みで隠れていたときに、オシッコしたくて急いでいたので気付かずに横を素通りしていったパルだった。

「ふはっ、はへっ?…」
ふがっ、ん?…、や、やばいっ…。
トランジスタグラマーな女体をバックから犯す極楽にのぼせていた清司郎はその声に焦った。想定外の事態に混乱したヘタレ強姦魔は美奈を突き放すとドアの内側に背を当て、隠れたつもりになっていた。
「あ、今からお風呂お?~、いっしょに入ろお~、…、でもなんで目隠し?」
鍵を掛けなかった清司郎が悪いのだが、いつもと同じように鍵がかかってないドアから顔だけのぞかせたパルは玄関に座り込む美奈が全裸だったので風呂に入る前だと思ったが、目隠しを不思議そうに見た。

「(追い返せっ)」
絶対っ、入れるなよっ…。
パルには会社で顔を見られている。ドアの裏側に張り付いてすぐ横のスキマからのぞく顔を渋い顔で見た清司郎は、パルを気にしながら小声を漏らした。
「パル、今日は…」
ご主人様の命令を了解した美奈は目隠しをとってセミロングヘアをはらりと乱すと、清司郎の顔を見ないように下を向いてドアを閉めようとしたが
「えへっ、きっもち、いいっ、はあっ、美奈、好きいっ」
それを出迎えと勘違いしてニヘラと笑ったパルはスキマを広げてするりと入り込んで来て、美奈に抱きついてイチャついた。
「あ、あんっ、パル、だめ…、ああ、おねがい…」
なついてくるパルにさっきまで生本番していた女体を触られて欲情してしまう美奈は、無頓着にタッチしてくる手を払いのけられず立っているのがやっとだった。。

「あ、今日会社で会った人…」
ムチッとした女体にじゃれついていたパルは、ドアにへばりついて目線を泳がせる清司郎に気付くと無表情な声を漏らした。
「しっ、静かにしろっ」
このっ、黙れっ…。
美奈が気付いてないフリをするのにつきあって強姦魔になりきってやってきたことが空気を読まないパルのせいで水の泡だった。さらに焦った清司郎は美奈にまとわりつくパルを抱えて玄関に押し倒すと口を押さえた。
「あの、ご主人様…、パルは許して…、あげて…」
ナマ本番真っ最中に乱入したパルがジャマなのは美奈も同じだったが、のしかかる清司郎がそのままセックスに突入しそうなほうが心配で帰らせようとした

「うるさいっ」
板間に正座して心配そうな美奈に顔を上げた清司郎がにらみつけると
「わかった、ご主人様ごっごでしょお、いっしょにしよっ」
口を押さえた手をあっさりはがしたパルは、美奈と一緒に遊びたいだけの理由で気の抜けた声を漏らし、ヘラヘラ笑っていた。
「パル…、違うから…」
マイペース美少女の天然発言にガックリきた美奈は、しかしそんなマイペースなパルだから強く言えずに力の抜けたツッコミをしていた。

「…、よし、じゃあ、オマエは今からオレ様の奴隷だ、いいなっ」
うへへっ…、会社じゃ、最後までできなかったし、この際、食っとくか…。
無抵抗で下敷きになる幼児体型の名残のある女体に息子は反応していた。一人息子の訴えで気の変わった清司郎はわざとらしく顔をいかめしくするとスケベ笑いを浮かべた。
「はあい、ご主人様、とりあえず、どいてもらっていい?」
美奈と三人で遊べることが単にうれしいだけのパルは、清司郎が体を起こすとするりと抜け出し
「じゃあ、私も脱ぐね」
美奈の隣に女の子座りでペタンと座ってニヘラと笑うと、ジタバタしながら部屋着を脱ぎはじめた。

「もう…、パル…」
邪魔者に帰って欲しいのはやまやまだが天真爛漫なパルに強く出られない美奈はあきらめるしかなく、ガックリしてため息を漏らすしかなかった。

独身OL美奈 (83)につづく
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