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水泳部マネージャー (39)姉の女心

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水泳部マネージャー (39)姉の女心

「おいしそっ、食べよっ」
幸太に焦がれる気持ちを蛍の悲しそうな視線に直感した姉の雪は肉体関係になってしまったことに心が痛んだが、気づかないフリをして用意してくれた夕飯にうれしそうに笑った。

「んじゃ、遠慮無く」
食欲を満たすことしか考えてない畜生レベルで欲望に正直な幸太は、迷子の子供のようにうつむいて棒立ちする蛍など全く眼中にないように料理が盛られた皿をつつきはじめた。
「…、はい、新条君…」
好きな男の子を姉に寝取られた絶望的な悲しさにこぼれそうな涙を必死にこらえた蛍はご飯をよそうと、せっかくの料理を味わう様子もなくかきこむだけの欠食児童に差し出した。
「…、ありがと、蛍も座りなよ」
ご飯を盛ったお茶碗を黙って差し出してうつむく蛍の揺れるボブカットを笑顔で見た雪は、妹のウブな恋心が痛いほどわかっていた。しかしデカマラの虜になった姉はそれを女心の奥底にうずめて一緒にご飯を食べようと誘った。

「…、ううん、お風呂入ってくる」
姉が帰っていることに気付かずに風呂に入れと勧めた自分が悪いのだと自問自答する蛍は、これ以上ここにいたらきっと泣き出してしまうので逃げるようにキッチンを出ていった。
「どしたの、アイツ」
パンチラしそうに跳ねる純白ミニスカを見送ったエロバカは、まだ男を知らないピュアな乙女心に気付く様子が全く無く、蛍の想いがこもった料理に貪りついていた。
「ん?、そうね、どうしたのかな…、やだ、付いてるよ」
妹の男を寝取った罪悪感が姉の心をチリチリ刺激した。しかし口の周りについたお弁当を見るとエッチな笑みを浮かべた唇を押しつけて舐め取った。

「へっ?…、うひっ、でへへ」
バスタオル一枚のセクシー女子大生からいきなりチューされてビックリしたが、エッチな上目遣いにだらしない笑いが漏れる。
「…、ねえ、チューしてみる?」
女心が全くわからないエロバカの太ももに両手を当てて二の腕で豊乳の谷間を強調するポーズで見上げるエッチな視線に、
「いいの?、うへへっ、じゃあっ」
食欲と同じくらい性欲を高めた幸太は突き出した唇を無視してバスタオルをはぎ取り、プルンと揺れたオッパイにむしゃぶりついた。
「あっ…」
エロバカの気持ちは妹じゃなくて自分にあると思いたくて恋人同士のキスをおねだりしたのだか、湯気が漂うオッパイを汁気がはじける下品な音とともに嬲られて妹の料理と同列扱いされた気がした。
「んっ、ああんっ」
それでも求められる悦びを妹に対する優越だと信じたい姉は固くなったピンクの乳首に愛撫されるうずきにうわずった声を上げていた。

「あん、ああっ」
ベロベロ舐められた乳首がオッパイに押し込まれて上下に揺さぶられる。ぴったり合わさった太ももの根本が淫靡なスキマを見せて肉の合わせ目からエッチなおツユがにじみ出ていた。
「あっ、んっ、冷め、ちゃうよ…」
メスの淫らな気持ちの高まりと同じように性欲の対象としてしか見られないという悲しさが重く心にのしかかり、何も言わずに去った妹に対する罪悪感をよけいに意識させた。
「食べなよ、してあげるから」
胸にしがみつくエロバカの肩を押してイスから降りた雪はテーブルの下に潜り込んで正座した女体に官能的なシワを刻むと、バスローブからデカマラがコンニチハした股間にすがりついてお口の奉仕をはじめた。

「うひっ、でへへ」
ガニ股に開いた股間に覆い被さる濡れた髪を見下ろしてエロバカが上機嫌だった。
「じゃあお言葉に甘えて、うははっ」
分身を愛撫されながらおいしいご飯を食べるというまさに酒池肉林そのものの状況にエロバカは浮かれまくりだった。純情乙女の気持ちがこもった数々の料理を食い散らかし、自虐的なご奉仕を捧げるセクシー女子大生の湿った髪をなでまわすバカ笑いがキッチンに空虚に響いていた。

水泳部マネージャー (40)につづく
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