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水泳部マネージャー (34)東中同窓生

ろま中男3 作品リスト
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水泳部マネージャー (34)東中同窓生

「(いや…)」
純白ミニスカに食い込んで股間を圧迫する膨らみにドキドキしながら、周りの大人達に幸太から痴漢されていることがバレないか不安で落ち着かない蛍は小さな声で拒絶の意志を伝えた。

「は?…」
二人だけの教室でパンティを脱がしても抵抗しなかった蛍が拒絶したのが理解できないエロバカは、スカートの中で手をモゾモゾさせてパンティのゴムをズリ下げるとナマ尻を直接触っていた。
「(ここじゃ…、いや…)」
半ケツにパンティを脱がされた蛍はスケベ笑いする幸太に潤んだ目を向け、周りに聞こえないようにトーンを落とした声でもう一度訴えた。

「あ?…、わかったよ」
ここじゃなかったら、いいのかよ…。
幸太は涙ぐんだ真剣な目に逆らってまでイヤらしいイタズラが続けられるほど鬼畜ではなかった。しぶしぶスカートから手を出した幸太は、それでもエッチな気持ちが収まらずに肩かけカバンのストラップを押さえるフリをして腕を上げるとヒジで胸の膨らみを押していた。
「…」
見た目より大きな胸をヒジで嬲られるのを周りの大人達に見られたらと思うと恥ずかしかったが、あからさまな痴漢行為よりはマシだと思って蛍はガマンした。

「あ、次だ」
ヒジで乳弄りしながら固くなった分身を柔らかい下半身にこすりつける淫靡な高揚感にウットリしてバカ面を緩ませた幸せな時間を楽しんだ幸太は、思ったよりも時間経過が早いことに驚いて思わず口走っていた。
「…、うん」
固い大きな膨らみを下半身にずっとすりつけられていたおかげで練習後に換えたパンティをまたエッチなおツユで濡らしてしまった蛍は、やっと息苦しい沈黙から解放されることにホッとしていた。
「あれ、同じか」
蛍はまだ先の駅だと思っていたエロバカは同じ駅で降りる気配に意外そうだった。

「じゃあな」
満員電車から解放されて駅を出た幸太も口数の少ない蛍と一緒にいる気まずいさに鬱な気分だったのでさっさと帰ろうとした。
「ウチ、来ない?」
置いてきぼりにしようとした幸太の背中にボブカットを揺らして顔を上げた蛍が声をかけた。
「は?…」
ウチ?…、コイツんちでヤラしてくれるのか?…。
不安そうに見つめる蛍を見ながら「ここじゃ、イヤ」というささやきを思い出したエロバカは、
「でも、おまえんち、あっちじゃ?」
かってに帰る方向が逆だと決めつけていたので進行方向と逆にアゴを向けた。

「ううん、一緒、こっちでしょ」
幸太の横に立って上目遣いで見上げた蛍は幸太が行こうとした道を歩き出した。
「おまえってひょっとして東中だった?」
帰る方向が一緒なら中学校も一緒のはずだとやっと気付いたうかつな1年坊主は、思ったままを口にしていた。
「…、うん、新条君と一緒のクラスになったこと、ないけど…」
蛍はうつむいて歩きながら同じ中学出身だと言った。最初の「…」は同じ中学だったことをやっぱり知らなかったという落胆を含んだ沈黙だった。
「そうなんだ、知らなかった」
蛍の気持ちなどお構いなしにやりたいだけのバカは同じ中学出身の気安さにお気楽に笑いながら、蛍の自宅で一発ヤル妄想を膨らませていた。

成績はトップクラスでもおとなしくて目立たない蛍と同じ中学で3年間過ごしたことをうっかりモノの幸太が知らなかったのはムリからぬことだが、入学時のオリエンテーションでクラスの全員が自己紹介したときに蛍は東中出身だと言ったがそのとき幸太は居眠りしていた。

中学時代に会話する機会のなかった二人は、外灯の少ない薄暗い道を並んでやっぱり黙って歩いていった。

水泳部マネージャー (35)につづく
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