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== 陰気美少女乃舞子 ==

陰気美少女乃舞子 (43)一緒の帰り道

ろま中男3 作品リスト
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陰気美少女乃舞子 (43)一緒の帰り道

「おっ、おお…」
はっ、ああっ、い、で、でるっ…。
処女の佐知子をムリヤリ犯した士宇児は、いきり立った息子をビクビク震わせて膣奥の子宮口にドクドクとザーメンを注入した。

「や、だ…、やっ…、ああっ…」
カラダの奥底で飛び散る生暖かい白濁液に絶望的な表情を見せる佐知子はつらそうに顔を左右に振り、下まぶたに溜まった涙をあふれさせて泣きじゃくった。

「ううっ…、うう…」
ナマ出しの気持ちよさにバカ面をさらす変態チビのマヌケなうめき声が治まった後も、避妊無しで処女を奪われた美少女の悲しい嗚咽がしばらく続いた。

ちょっと、やりすぎたか…、
顔を覆って泣きやまない佐知子から離れた士宇児は自分だけさっさと下半身の始末をした。ナマ出しして毒気が抜けたためか、いつまでも続く悲しい泣き声に若干の罪悪感に襲われたが、
「ふんっ、ざまあみろっ」
…、おまえが、悪いんだ…、
小学校以来イジメ続けられた苦難の日々をムリヤリ思い出し、わざと憎まれ口をきいて強がると
「じゃあなっ」
おまえなんか、知らねえからなっ…。
仰向けに寝たまま嗚咽に震える佐知子を置いてさっさと行ってしまった。

そのまま学校を出た士宇児は、小学校以来の腐れ縁であるいじめっ子ヤンチャ女子を屈服させて晴れ晴れした気持ちのはずなのに、悲しい泣き声が耳にこびりついてなんだか気分が晴れなかった。

あれ…、のぶたん?…、
さえない顔で駅にたどり着くとホームに乃舞子が立っているのが見えた。

なんで?…。
教室を出てから1時間近く経っているはずで、普通ならとっくに家に帰っているはずの乃舞子がいる理由がわからずに、つい近くまで歩み寄ってしまった士宇児に
「あ…、おっ、おち、おちあいっ、くんっ…」
ゆっくりと振り返った乃舞子が、引き上げた唇のハシをピクピクふるわせていた。

「…、はっ…、あ、ああ…」
な、なんだ…、笑ったのか…。
根暗美少女の顔面痙攣が笑顔だと理解するのにしばらくかかった。初めて見る乃舞子の笑顔とは思えない笑顔に思考停止していた士宇児は、なんとか返事してその場を繕った。

歩き方がロボットか化け物のようにぎこちない乃舞子は、笑ってるようにはとても見えないほど笑顔もぎこちなかった。

幸運なことにすぐに電車が到着して気まずい空気をかき消してくれた。何とも言えない重苦しい空気に押しつぶされそうだった士宇児は、ドアが開くのが待ちきれない様子でせわしなく車両に乗り込んだ。

「え…」
おへっ?…、今日は座るのか…。
電車で座る姿を見たことがなかった乃舞子が隣に寄り添うように座るのを士宇児はつい見つめてしまった。
「あっ、だっ、だいっ、じょおぶっ?」
猫背にうつむいた姿勢でヘタレチビの視線に長い黒髪に隠れた顔を向けた陰気美少女は、いつものようにドモってはいたが優しさが漂う声だった。

「は?…」
?…、なにが?…。
乃舞子が心配する理由がわからない士宇児は重苦しい黒髪からのぞく美少女顔をのぞき込んだ。
「あ、あのっ、ばっ、板東、さん、がっ…」
顔を近づけるエロチビから照れたように顔を伏せた乃舞子は、休息状態で控えめなふくらみを見せる学生服の股間にオドオドした様子で視線を向けていた。

陰気美少女乃舞子 (44)につづく
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