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== 美有姫乃雅人 ==

美有姫乃雅人 (25)シラを切る雅人

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美有姫乃雅人 目次

美有姫乃雅人 (25)シラを切る雅人

「そうだよ、電車の中でも、寝ちゃったし…」
がんばれ、オレ…、ウソ、つき通せよ…、
モッコリを圧迫する太ももの柔らかい弾力にそそられる雅人は、すぐ目の前でのぞき込む姫乃の大きな目に本当のことを言ってしまいそうで動揺していた。

「さっきもオレにベッドに寝ろって言って、いきなりオレに覆い被さってきて、寝てるしさ…」
そうだ、姫ちゃんは…、
しかし肉感的な弾力に押されて息子がムズムズし、女の色香を漂わせる官能的な女体に手が出そうになるのもガマンして、
寝ちゃったんだ、それだけだ…。
薄っぺらなウソを自分に言い聞かせながら、ちょっと唇を突き出したらキスできそうな距離で見つめる姫乃に熱弁した。

「ホント?…、私、寝ちゃったの?…」
あれ、全部夢だったの?…、
根が素直なお気楽美人教師は真面目な顔で説明する雅人にあっさり説得され、
もう、いやっ…、なんであんな、エッチな夢ばっかり…。
なぜ雅人と一緒にいるときに淫夢ばかり見るのか疑問に思う事もなく、淫夢ばかり見ている破廉恥な自分を自己嫌悪した。

「そうだよ」
や、やった…、ホント、姫ちゃん…、簡単すぎるだろ…。
恥じ入る姫乃のカワイイ顔を間近に見る雅人は、なんとか言いくるめられた安堵で全身から力が抜ける気がしたが、それを気付かれないように表情を引き締めた。
「そろそろ、起きようよ、一緒に寝てるトコ、誰かに見られたら…」
頼むから…、このまま、信じていてくれ…。
なんとかごまかせたこのまま姫乃が消えてくれるように、ドキドキ高鳴る鼓動を意識しながら、真面目な顔を作った雅人は祈るような気持ちだった。

「あっ、そうねっ、ごめんなさいっ」
え?…、そうだ、こんなトコ、見られたら…。
生徒と一緒にベッドで寝ているところを誰か見られたらそれこそ進退問題になりかねず、それは姫乃にとってこそ大問題だった。
どうして、私、寝ちゃうの?…、あれ、おっきい…。
慌ててベッドから起きた姫乃はまた深々と頭を下げて謝った。そして顔を上げるときに雅人の股間が膨らんでいるのをチラ見した。

「じゃあ、1時間目はゆっくり休んでいって、担当の先生にはちゃんと説明しておくから」
おっきいってことは…、やっぱり、してないんだ…、
逃げるように保健室から出てパタパタとカワイイ早足を立てる姫乃は、雅人の男性自身が興奮しているということは、生徒との禁断の関係になってない証拠だと安心した。

やあん、私ったら、何考えてるの…、
職員室に急ぐ混乱気味の美人体育教師は、男性の生理現象を想像するはしたなさに頬をピンクに染めながら、
でも、私のせいで、おっきく、なったのよね…。
それは女としてみられた自分に雅人が反応していたということで、無意識にうれしそうな笑顔を浮かべ、魅惑的な後ろ姿はどことなくウキウキして見えた。

美有姫乃雅人 (26)につづく
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