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美有姫乃雅人 (16)体育教師と生徒

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美有姫乃雅人 目次

美有姫乃雅人 (16)体育教師と生徒

「せ、はあっ、せんせい…、はっ、て、はっ、はなしてっ」
はっ、はあっ、し、死ぬっ…。
体育教師の全力疾走につきあわされていたヘタレ高校生は、死にそうな息づかいで大げさに肩を上下しながら、つないだ手をブンブン振っていた。

「え?…」
何してるの?…、
すでに学校前の上り坂にさしかかっていた姫乃は、まくりそうになったフレアミニスカを押さえながら、振り回される手をしばし見つめると
「あ、ゴメンなさいっ」
あっ、しまった…。
生徒の手をギュッと握っていることに気付いて慌てて離した。

「は、はあ…、ま、まあ…、い、いいけど…」
先生の脚には、はあ…、かなわん…
まだ荒い息が収まらない雅人は猫背の背中を忙しく上下させ、ローアングルから健康的なナマ脚を眺めながら、苦しそうにつぶやいた。
「ごめんね、大丈夫?…」
やっちゃった…。
遅刻したくない一心で駅からココまで全力疾走した体育教師はとっくに息が収まっていて、苦しそうにうつむく雅人を心配そうに見ていた。

「肩、貸そうか?」
この子…、こんな虚弱だったかしら…。
体育の授業は女子担当なので直接見てはいないが、雅人が運動音痴だったという記憶のない姫乃は、何か他に理由でもあるかと考えていた。
「いっ、いいですっ…」
そんな、カッコ悪いこと…、
満員電車で担任美人教師にイタズラする変態だが、女に助けられるなんて許せないというプライドぐらいはある雅人は、
出来るかっ…。
姫乃にスマタして一発抜いたせいで、普通の状態より疲れてることに自分でも気付いてなかった。

「そう…」
心配だわ…、保健室に行った方が…。
強がる雅人がよけいに心配になった姫乃は、朝のHRが終わったら保健室に連れて行こうと決めて
「じゃあ、ゆっくり行きましょう」
歩くのは、大丈夫ね…。
歩き出した雅人にちょっと安心してまた手を握ろうとした。

「先生…」
な、なんだあ?…、
手を伸ばしてくる姫乃にビックリしたように顔を向けると
「あ、そうだった」
やだ、またやっちゃった…。
同じ失敗を繰り返すところだった事に気付いて、うっかり体育教師は美人顔をかわいくして、恥ずかしそうに笑っていた。

うふふっ、かわいい…、
雅人が強がる様子を微笑ましく見ていた姫乃は、
あ、え?…
アソコに食い込んだヒモ状のパンティに敏感な部分を刺激されていることに気付き、
や、ああん…、やっぱり、今日、変…。
学校前の道でスカートに手を入れてオマタを押さえるわけにも行かず、パンティが食い込んだ媚肉のスジから湧き上がる悩ましい官能に戸惑っていた。

美有姫乃雅人 (17)につづく
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