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短編 (103)雨の夜の女(6)

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短編 目次

短編 (103)雨の夜の女(6)

「やめて…」
一番感じる部分をイジられてイヤそうに頭を振る美人は、しかしそこのスジに雨とは明らかに違う、ヌルヌルした滴を垂らしていた。

「なんだよ、そうなの、じゃあ」
うへえっ、濡れ濡れだよっ…。
理性を無くした酔っ払いケダモノは、その柔らかい肉の合わせ目に指を食い込ませてクチュクチュさせる。
「や…、ああっ…」
彼女は無遠慮な指先に、濡れた白いスリップドレスがピッタリ張り付いた成熟した女体を切なげに震わせた。

「ぐはっ、いいんだろ」
はあっ…、もう、がまんできん…。
オマタに入れた手をいやらしく蠢かせながら、濡れた女体に抱きついた忠義は肩ひもをずらすと、胸に張り付いた布をはがして、ナマ乳に吸い付いた。
「や、やめて…」
突きだした乳首を直接チューチュー吸われた彼女はつらそうに顔をしかめたが、やはり抵抗する様子はなく、忠義のやりたい放題だった。

「まあまあ…」
待ってんのか…、
ここまでしても全く抵抗しない彼女に、忠義の頭の中はナマ本番でズポズポだった。
や、やれる…。
とっくにカサを手放して霧雨にそぼ濡れる変態酔っ払いは、ビンビンの息子を取りだし、滴が垂れる肉体にすりつけていた。

「やだ…」
男のあからさまな欲望に耐えるつらそうな横顔も、男心をそそる色気を漂わせていた。
「そういわずに…」
はあっ、ええっのおっ…。
滴に濡れた腰の素肌をまさぐりながら背中にしがみついた忠義は、反り上がった息子をお尻のワレメに押しつけると、クイックイッと腰を振っていた。

「や…、はあ…」
バックを取られた美人はつらそうに滴を垂らすカラダをくねらせるが、まるでマネキンのように立ったままだった。
「んはあっ、あうう…」
はあ…、ええ匂いじゃあ…。
濡れスベなカラダに後ろからしがみついた忠義は、ウエーブのかかった髪から漂ういい匂いにウットリして、心地いい二つの弾力に挟まれた息子の気持ち良さに情けない声を漏らし、両乳を揉み揉みしていた。

短編 (104)につづく
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