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短編 (102)雨の夜の女(5)

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短編 (102)雨の夜の女(5)

「よけいなコト、しないでください」
カサをさしかけられた女は前を向いたまま迷惑そうにつぶやいたが、その凛とした横顔は匂い立つような艶めかしさを漂わせて美しかった。

「そういわずに…」
くう…、たまらん…、
雨の滴を滴らせるまぶしいくらいに白い横顔から首筋、白スリップドレスの肩ひもがかかった鎖骨から、上乳の濡れたシズル感のハンパない素肌にいやらしい視線をたどらせた忠義は、
ちちっ、でかっ…。
薄い生地がはりついて突き出した乳首の形をはっきり見せる胸と、それを裏付けるような深い谷間をジッと見つめて、膨らんだ股間をゾワゾワさせていた。

「迷惑なんです」
酔っぱらって絡む忠義にあからさまに迷惑そうな表情を見せる美人だが、なぜかその場から動こうとせず、逃げ出す様子が全くなかった。
「こんなに、濡れて…」
うひひ…、きもちいい…。
透き通るような白い肌に見惚れた忠義は、つい手を出して上乳の滴を指先でぬぐっていた。

「だから、やめてください」
イヤラらしい指先に嫌悪感をあらわにする彼女は、しかしその手を払いのけるでもなく、乳首の透けた胸も隠すこともなくただ立っていた。
「こんなに濡れてたら、風邪引くってば」
はあっ…、もう、ガマン出来んぞお…。
指先の柔らかい弾力にわずかに残った理性を粉々にした酔っ払いは、重そうなのに垂れずにツンとした形のいい乳房に、モロに手の平を当てて揉んでいた。

「もう…」
あからさまな痴漢行為を受けた彼女は、やっぱり逃げ出さず、手を払いのけるコトもせず、その場にたおやかに立っていた。
「はあ、がまんできん…」
ええ、においじゃあ…、
手のひらを柔らかく圧迫する弾力にスケベ丸出しの酔っ払いは、苦悶の表情を浮かべた横顔に鼻をすりつけ、濃厚なフェロモンを含んだいい匂いにウットリし、
はああ…。
オマタに手を伸ばすと白スリップドレスのスソを通り越して、わずかな茂みを指先で嬲っていた。

「いや…」
恥ずかしい場所の毛をイジられた彼女は、イヤイヤするように頭を振っていたが、それでますます濃厚な香りが発散されて、忠義を性欲に狂わせた。

「はあ…、たまらん…」
んっ、はあ、柔らかい唇…、
むせかえるようなフェロモンにウットリした忠義は、頬にキスすると唇に吸い付いた。いきなり舌を差し込んでベロチューをかます酔っ払い変態男は、
もう…、濡れてんじゃん…。
茂みから先に指を侵入させ、ネットリした滴を指先に感じていた。

短編 (103)につづく
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