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短編 (92)妄想女子高生(5)

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短編 目次

短編 (92)妄想女子高生(5)

「はあっ、重いっ」
手伝うというクラスメイトを断って、ヒーヒー言いながら保健室までカオルを担いできた紗季は、ベッドに放り出すと脚をガクガクさせて肩で息をしていた。

…、楽にさせて、
しばらくして荒い息が収り、養護の先生のいない保健室でベッドに寝るカオルを二人きりを意識した妄想暴走娘は、
あげなきゃ…。
学生服のズボンのふくらみをジッと見ながらゴクンとツバを飲み込むと、ベルトを外して脱がせた。

…、トランクスね…、
少年の下着だけになった下半身を見つめて、また口に溜まったツバをゴクンと飲み込んだ紗季は
まあ、ゆるしてあげる…。
下着の趣味にとりあえず合格点を与えた。

…、だめ…、これ以上は…、
トランクスのふくらみから目が離せない紗季は、その下を見たくてソワソワしながら、手を出せずにいたが
そうだ、私も脱げば、不公平じゃないわ…。
突然ひらめいたおバカな名案に満足そうにニッコリ笑った。

ふふんっ…、あ…、
鼻歌交じりに紺ミニスカを脱ごうとした紗季だったが
はいて、なかった…。
やっとノーパンだったことを思い出して、ホックを外そうとした手をとめた。

?…、じゃあ…、
紺ヒダミニをオマタに押し込んで顔を真っ赤にしていた紗季は、
上を、脱げば…、
上を脱げば不公平じゃないという、やっぱりおバカな結論に至るとセーラー服の上衣のワキに手を回してファスナーを上げ、頭から抜いた。

いつまで、寝てるつもりよ…
上衣を脱いでブラ姿になったミニスカ暴走娘だったが、カオルがいつまでも寝ているので、それ以上することが無くて退屈になってきた。

ひょっとして、寝たフリしてて…、
またおバカな妄想に陥った紗季は、意識のないカオルからの命令電波(?)を受信すると、
しょうがないよね…、あんなの、見られちゃったんだから…。
見られたかどうかもわからないのに自分を納得させ、トランクスのふくらみにまたがった。

ああ…、いやあ…、
男子の股間の上でナマ脚を破廉恥に開き、オマタを密着させるセルフプレイに興奮した暴走娘は
こんなコト、させるなんて…、どエロな、男…。
艶めかしい吐息に頬を熱くして切なげにもだえ、ヒクヒクするスジにいやらしい滴を沁み出して、ノーパンのオマタが密着するトランクスを濡らしていた。

短編 (93)につづく
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