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== 短編 ==

短編 (80)裏木戸からジョージ(2)

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短編 目次

短編 (80)裏木戸からジョージ(2)

アレって…、
郵便配達の男は会話もなくすぐに裏木戸から出て行った。遠ざかるバイクの音を聞きながら、
あれ、よね…。
洗濯物の取り込みをする季絵はアレが目に焼き付いて忘れられなかった。

…、まさか…。
そして洗濯物を取り込み終えた季絵は、昨日無くなった下着とあの男を結びつけて考えていた。

そんなこと…、
男の顔ははっきり思い出せないが、あの股間のふくらみとガッシリした体型を思い出すと、下腹のあたりがキュンとなって妙にドキドキした。
あ、あん…、
居間に正座して洗濯物を畳んでいた季絵は、いつのまにか開いた太ももの間に手を差し入れて、パンティを触っていた。

「…、あ…」
だ…、だめ…、あんっ…。
湿り気を帯びたパンティに細い指が食い込んでいた。パンティ越しにポッチに触れた時、鼻から抜けるような声が漏れて、カラダがビクッと震えた。
や…、あ、ああ…。
やめなければと思うほど、指先はパンティに食い込んでいた。昼間からイケナイことをしていると思うと、よけいに興奮してやめられなかった。

あ…、はあ…、ああっ…、
裏木戸から入ってくるのは郵便配達のあの男ぐらいで、縁側に開けはなった居間を誰かに見られることはまず無いが、
はあ、見られちゃう…。
誰かに見られたらと思ったらよけいに変な気分になって、指先が食い込んだアソコからいやらしい滴があふれてくる。

「んっ…、あっ…」
やん…、やあ、あっ…、
手を挟んだ太ももを悩ましげにすりあわせて畳の上でみだらにもだえる若妻は、小さくあえぎ声を上げると太ももの筋肉を緊張させ、
イク、う…。
ヌメリ気にまみれた肉の切れ目に指を差し込んだままの股間を突きあげて絶頂に達した。
「は、ああっ、はあっ」
あ…、ああっ…。
夫の自分勝手なセックスでは感じることの無かった女の悦びだった。
ん、はあ…、ああ…。
畳にペッタリ付けた片足を折り曲げ仰臥する季絵は、汗が滲んだお腹の柔肌を湿った吐息で上下させ、かすかに笑みを浮かべた恍惚の表情で暗い天井を眺めていた。。

「やだ…、お義父さん?…」
はあ…、え、見てる?…、
オンナ盛りのカラダを襲った快感のさざ波が収まってけだるそうに体を起こした季絵は、仏壇の写真が目に入ると、慌ててまくれあがったスカートを元に戻した。

やだ…、恥ずかしい…。
頬を上気させてそそくさと部屋に戻った季絵は、パンティを履き替えると夕飯の買い物に出掛けた。

短編 (81)につづく
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