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短編 (74)ボクと里依ちゃん(9)

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短編 目次

短編 (74)ボクと里依ちゃん(9)

小学校を卒業した春休み、ボクは里依ちゃんに何度も白いオシッコを出した。

里依ちゃんのお母さんの目を盗んで外にデートに行ったこともあるけど、白いオシッコは必ず里依ちゃんの部屋で出した。

入学式の前の日も里依ちゃんの部屋に行って、白いオシッコをした。そのあといつものようにオチンチンをペロペロ舐めてくれた里依ちゃんは、
「精ちゃん、聞いて欲しいことがあるの」
まじめな顔でボクを見つめた。

「うん、なに?」
里依ちゃんが何を言ってくれるのか、ボクはワクワクしていた。里依ちゃんとボクだけの秘密がまた増えるのかと、お気楽にのぼせ上がってた。

「あのね、里依、精ちゃんにウソ、ついてた…」
脳天気にうれしそうなボクと対照的に、里依ちゃんは悲しそうだった。
「里依ちゃん…」
悲しそうな里依ちゃんを見ているとボクも悲しくなってくる。浮かれていたボクは恥ずかしいけど、このときもう泣き出しそうになっていた。

「ゴメンネ、精ちゃん…、白いオシッコなんだけど」
僕が泣きそうになったからか、里依ちゃんはよけいに悲しそうな顔でボクを見つめる。
「白い、オシッコ…」
その言葉でボクはやっぱりアレは、里依ちゃんのアナに出しちゃいけないモノだったのかと思った。それでつい泣き出していた。

「ゴメンネ、泣かないで…、アレね、ホントはセックスだったの…」
だらしなく泣き出したボクをギュッと抱きしめてくれた里依ちゃんの声を、ボクは柔らかいオッパイに顔を埋めて聞いていた。
「え…」
意外な言葉にボクはちょっと驚いていた。

「ゴメンネ、エッチな里依が、全部悪いの…」
ボクを包み込むような柔らかいオッパイがすすり泣きで震えていた。
「あの?…、里依ちゃん…、ウソって、そのこと…」
悲しそうな里依ちゃんの声に、ボクの気持ちも落ち込んでいったけど、里依ちゃんのウソというのが、まだよく理解出来てなかった。

「精ちゃん、小学生だったのに…、里依がエッチだから、本当にゴメンなさい…」
里依ちゃんは悲しい気持ちがガマン出来なくなったのか、ボクの胸に抱きついて泣きじゃくった。
「里依ちゃん…」
里依ちゃんがこんなに悲しそうに泣くなんて初めてだったから、ボクはどう言ったらいいかわからなくて、震える背中をただなでていた。

「許して、ホントに、ゴメンなさい…」
顔を上げた里依ちゃんの顔はかわいそうなくらい涙でグシャグシャだった。泣きながら謝った里依ちゃんは、今度はボクの首に抱きついて耳元で悲しい泣き声を漏らしてた。

「里依ちゃん…」
ボクは里依ちゃんにかける言葉を色々考えて、それでもいい言葉が思いつかなくて、ただ震える背中をなでてあげるしかできなかった。

短編 (75)につづく
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