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短編 (72)ボクと里依ちゃん(7)

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短編 目次

短編 (72)ボクと里依ちゃん(7)

「精ちゃん、今から言うことは、とっても大事なことだから、よく聞いてね、それでね、里依と約束して欲しいの」
ボクがやっと泣くのをやめて落ち着くと、里依ちゃんは優しく笑いながら、ボクを見つめた。

「うん、何でも約束する、だってボク、里依ちゃん、大好きだもん」
里依ちゃんとの約束なら、ボクは何でも守るつもりだった。
「うふっ、うれしいな、里依も、精ちゃんのこと大好きだよ」
ボクが自信満々で里依ちゃんを見つめると、うれしそうに笑った里依ちゃんはすっごいカワイかった。

「で、ナニを約束するの?」
ボクは約束がなんなのか、知りたかった。
「あのね、今日あったことは、誰にもしゃべっちゃダメ、お母さんやお父さんも、もちろんダメ」
真面目な顔になった里依ちゃんは、
「友だちもダメ、誰にもしゃべっちゃダメ、精ちゃんと里依だけの絶対の秘密よ、守れる?」
ボクをジッと見つめていた。
「うん、絶対言わないよ、ボク」
そんなことならおやすいご用だった。ボクは白いオシッコを里依ちゃんのアナにしてしまったことや、それからいろんな事を思いだして、絶対誰にも言わないことを誓った。

「ありがと、あとね、白いオシッコがしたくなったりして、里依のところの来たくなったら、いつでもいいから来てね」
それから恥ずかしそうに笑った里依ちゃんは、
「里依、寝てるかも知れないけど、精ちゃんの好きにして、いいからね」
フニャフニャのオチンチンをイジりながら、ボクにいつでも来ていいって言ってくれた。
「え、うん…」
でも白いオシッコを里依ちゃんのアナにするのは、悪いことのような気がしてボクはちゃんと応えられなかった。

「あのね、今日精ちゃんが、勇気出して屋根渡ってきてくれたでしょ、里依、すごいうれしかったの」
ボクがはっきりしないから、里依ちゃんは困ったように笑ったけど、
「王子様に救い出されるお姫様の気分だったの…、だから、精ちゃんが里依のところに来たくなったら、いつでも来ていいのよ」
ボクがヒーローみたいにカッコよく屋根を渡ってきたことをなぜか知っていて、ソレがうれしいって言ってくれた。
「うん、わかった」
ボクの活躍を知っててくれてうれしいと言ってくれる里依ちゃんは、やっぱりかわいかった。ボクはうれしくて大きくうなずいていた。

「よかった、精ちゃん大好き、だけど屋根から落ちないように気を付けてね」
里依ちゃんも大きくうなずくと、ボクをギュッと抱きしめた。大きなオッパイが気持ち良かった。
「大丈夫だよ、ボクも里依ちゃん大好きだよ」
ボクも里依ちゃんをギュッと抱きしめていた。

「じゃあ、約束のチューね」
里依ちゃんの太もものまたがって抱きつくボクに、里依ちゃんはチューしてくれた。
「…、これも、絶対の秘密だね」
今度は舌を入れてこなかったけど、里依ちゃんの唇はすごい柔らかくて気持ち良くて、ボクはずっとチューしてたかった。やっとチューをやめたボクは、ニッコリ笑って約束を確認していた。
「うん、精ちゃんと里依の約束ね」
里依ちゃんもニッコリ笑って、すごいうれしそうだった。

短編 (73)につづく
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