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== 短編 ==

短編 (41)下着ドロ(4)

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短編 目次

短編 (41)下着ドロ(4)

満員電車痴漢は、亜樹のスマタで一発抜いてご機嫌だった。

電車が次の駅に到着すると、痴漢はいそいそとザーメンまみれの勝負パンツを引き上げ、ズリ上げたタイトミニを元に戻した。

コイツ…、コロス…。
車内発射してご満悦な痴漢だったが、すぐに地獄に突き落とされる運命が待っていた。痴漢の不幸はプロレス技が得意な亜樹に手を出したことだった。
喰らえっ…、
ドアが開いて他の客と一緒に押し出された亜樹は、ホームに立つと同時に振り返り、痴漢にラリアットを喰らわせ、
死ねっ…。
ふらついた痴漢の背後に回り込んで、一閃バックドロップを決めた。

踏ん張って開いたガーターストッキング脚の根元では、アソコに食い込んだパンティからあふれたザーメンがシブキとなって飛んだが、スリット入りのタイトミニが垂れて隠していた。

「ぐ…」
何が起こったか判らずに、ホームの固い地面に受け身なしで後頭部を激突させた痴漢は、口から泡を吹いて卒倒した。
「ざまあみろっ」
ブリッジの体勢から跳ね起きて体を起こした亜樹は、卑劣な痴漢の変わり果てた姿を満足そうに見下ろし、腕を組んだドヤ顔で捨てゼリフを吐いたが
「あ、あの、コイツ、痴漢ですっ」
ヤバッ、やり過ぎかっ?…。
あっけにとられたリーマンたちの視線に気付くと、愛想笑いで言い訳して逃げ出した。

あ~あ…、これ、もうはけない、じゃんっ…、
トイレに逃げ込んだ亜樹は、ザーメンまみれの勝負パンツを脱ぐと未練タラタラに眺めていたが、思い切って汚物入れに叩き込んだ。
へ?…、なに?…。
ソレと同時にケータイが鳴った。メールの着信だった。

またか…、
見るとまた「呪いのメール」が届いていた。
なにいっ、どこで見てんだっ…、
文面は「痴漢されて悦ぶ変態女は、今日死ぬ」だった。痴漢撃退の興奮がまだ覚めてない亜樹は、怖がる代わりにいきり立ってケータイをにらみつけた。
それに、悦んでない、っつーのっ…。
タイトミニをまくり上げてノーパンの下半身をさらした亜樹は、ガーターストッキングの脚線美を肩幅に開いて、ケータイにすごんでいた。

って、ケータイに怒ってもしょうがないよねっ、会社に遅れちゃうっ…。
が、すぐに気を取り直してカワイイ笑顔になった亜樹は、ザーメンがへばりついたアソコをキレイにすると、タイトミニをズリ下げて急いで会社に向かった。

はあんっ…、スースーするっ…。
大マタを広げて元気に会社に向かう亜樹だったが、やっぱり何もはいてない秘所を外気でひんやりくすぐられ、心許ないイヤーンな感じだった。

短編 (42)につづく
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